見学者が来たとき、声かけられる。喜ばしい声は次の5つです。①「小崎サンじゃないですか。会いたかった」と喜ぶ。②「騎士誌、読んでいます。小崎サンの本も読みました」と愛読者。③「ゲンキそうですね。顔色がいい」と誉める。④「え?そんな歳?10歳若く見える」とビックリ。⑤「ゆっくり居らせてください。お弁当、食べていいですか」と、結局2時間以上居た。そんな5つの声をかけてくれたのが岡山から来た写真の夫妻です。2年前に金婚式を祝った。結婚後に洗礼を受ける。子ども、孫、家族は教会へ通っている。夫婦に、本当にカトリック信者だなあ、というオーラを感じた。奥さんの話が思い出に残った。「この度は夫婦だけの旅。目的は浦上天主堂と聖母の騎士。カトリック・サンターに泊まって、浦上天主堂の朝ミサへ。(と言いつつ、バッグから、2002年8月号の古びた騎士誌を取り出した)。ロンドン在住の田谷諒子さんの記事に、「一時帰国して長崎へ、浦上天主堂で、昔も今も変わらず、女性全員、白いベールを被っている。秘蹟を授かる信徒の心構えの大切さを思い知らされた」と書いてある。今朝、浦上天主堂へ行くと、やっぱり皆さん、ベール姿なので感動しました。奥さんが見せた古い騎士誌を確かめながら、感心やなあ、と奥さんの熱意に思わずホロリとした次第です。最初は無口だったダンナさんも「高齢になって、先が近くなって、行くべき所はどこかな、教会です。子ども達も教会であってほしい」と言い残して、岡山へ帰った。
私も長崎では、必ずベールを被ります。
返信削除ある教会には、忘れた人のために、貸出用ベールが置いてありました。
ベールなしの御ミサはあり得ないんだなと、心を打たれました。
やはり、あれを被ると、気持ちが引き締まります。
だから、長崎の御ミサが好きです。