2012年5月3日木曜日

憲法記念日。ポーランド国も憲法記念日だった。平和の教え

思い出した。今日は、ポーランド国も憲法記念日だった。ローマン修道士から、その話を聞いていた。写真の右は、長崎で聖母の騎士を作ったポーランド人の面々である。コルベ神父が日本を去るときに、記念に写した。ポーランド人にはお世話になったご恩がある。この写真で、後ろの左に目立たないように居るのがローマン修道士。ポーランドの旗は、日本と同じ、白、赤、ですよ。左側、ローマン修道士が手にしている国旗には思い出がある。太平洋戦争が始まる前、東京のポーランド大使館の一行は長崎へ来て、修道院でミサに祈り、大使館に飾られていた国旗を、修道院に残したのだった。「戦争のない、平和の時代に戻るまで、この国旗を守ってください」。コルベ神父が去るとき、大人数のポーランド人修道者が居たが、いま残るはローマン修道士のみとなった。戦争が終わって50年が経った頃の1999年4月11日。ポーランド大使館の事務官が修道院を訪ねたので、ローマン修道士は、預かっていた国旗を返却したのだった。私は思う。このようなエピソードは決して忘れてはならぬ。いま思って、こうした個々のエピソードを自分の筆でまとめておくことが必要だった。文字で残すことが大切だ。私は何かに書いたように思うが、見出せなかった。ただ、国旗を持ったローマン修道士の写真を聖コルベ館のアルバム(20巻)のなかから探したのは、勲章ものだった。ローマン修道士は97歳で、老人ホームに健在です。たった1人になって、寂しかろう。いつまでも元気で居てください。5月5日、子供の日に、騎士園(養護施設)へ行った帰りに寄りますからね。

1 件のコメント:

  1. マリア・フランチェスカ2012年5月3日 17:15

    忘れてはならないエピソード、本当に貴重な記録ですね。
    これからもローマン修道士さんが
    お健やかでありますようお祈り致します。

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