2017年3月29日水曜日

入院します。ステントの入れ換え。1週間の予定

昨日の午後、騎士社から着いた「トマさんのことば」の「三校目」の校正は、昨夜、ゆっくりと確認して、ついに原稿は仕上がりました。校正は完了しました。小さい本ですが、変わった本が出来ると楽しみに湧いています。後は、印刷と製本を待つばかりです。期待してください。
★ステントの入れ換えのため、入院の日が来ました。今は流れに乗って行く気持ちです。「忍耐」と「気力」と「信仰」が今の心の骨子です。もう二十何回もステントの交換を行なってきた。歳をつるだけ、辛くなります。いのちは神さまのことです。
★午前10時にホームを出発する。高原修道士さんが車で送ってくれる。神の導きと恵みに委ねて、入院へ出かけます。諫早総合病院です。無事に、ステントの入れ替えが出来るように、お祈りください。
★前の入院と同じ部屋でした。6人部屋。血液検査・尿検査・心電図などを行う。前の入院と同じ部屋だから慣れた感じがします。今夜はゆっくりと休めるでしょう。(トマさんの代筆、16時15分)

2017年3月28日火曜日

あすは、入院か。シスターの死。サクラと菜の花

ホームの庭に、数本のサクラの木がある。今年は、寒気が長引いたせいか、サクラの木は、まだ、ふくらみを帯びた状態です。明日、入院をひかえて、見に行った。1週間の入院後は、花も満開であろう、そんな気持ちで、写真に収めた。
★午前中、自室に居ると、事務室の職員さんが来て、「シスターが亡くなった。今日が、葬式です。10時半からです。もし小崎さんが来られるなら、車で迎えに来ます、と連絡があった。どうします?」「行きます」。即断した。
★シスターの写真がある。去年の5月に撮っている。こんなに楽しそうに笑っている写真は私の手元にない。このシスターが、1年も経たないうちに亡くなった。すぐ、修道服に着替えて、事務室に行くと、事務の職員さんが車で早々と送ってくれた。15分程で着く。シスターの遺体の傍でロザリオを祈り、葬儀と告別式で祈り、別れを告げた。奉献生活、61年。85歳。シスターは静かに眠っていた。
★戦争が終わって、10年目頃、人里離れた山の施設で、男の子供ばかりの孤児たちが暮らしていた。教会と修道院があって、結核を病んでいた私は、そこで療養していた。その頃、上にあった女子修道院に入会したのがシスターで、広島の出身と言った。
★「看護師のシスターが、下の男子修道院で療養するトマさんの所へ行くのに、当時はシスターは1人では行動できなかったのよ。いつも私が看護師の付き添いで同行していました」
★山の中の女子修道会に入会して長年、愛と奉仕の生活をつづけて生涯を終わった。「神さまから呼ばれたから、この道に入った」。そして、この修道女の服を選んだ。尊い生涯だったと思う。シスターの、あの笑いが目に浮かぶ。女子修道院の車がホームまで送ってくれた。途中、集落を車は通ったが、菜の花がイッパイ咲いていた。
★聖母の騎士社から「トマさんのことば」の3校目が届いた。ゆっくり確認して、明日、入院前に郵送しよう。これで校了は終わりとなる。

2017年3月27日月曜日

今朝の気持ち。ささ舟の流れに、身をまかせる

朝、4時45分に起きる。5時20分に教会へ自室を出る。途中、職員さんに会うと、「ありがとう」「お疲れさま」だけ語る。後は何にも語らない。沈黙。今朝は、教会は、3人目だった。司祭と、94歳の女性がいた。自分の席に座る。その時が、一番、落ち着くときだ。瞑目して静かに、心の中で語る。
★次々と、司祭、修道士、信徒が入ってくる足音がする。私は前席なので、後ろの状態は分からない。教会の朝の祈りは、信徒も一緒に共同で、5時40分から始まる。時計を見た。「まだ、時間が、あるな」。今朝、書いた心境のメモが次の言葉です。
★「川の流れ、動いているのか、動いていないのか、わからない程の、ゆったりとした流れに乗った「ささ舟」。身をまかせて流れてゆく。大河か、小川か、それは、わからない。とにかく、まかせて移動していく。今は、そんな心境でおります」
★朝食のとき、同じ食卓の女性に、「ささ舟の絵を描きたいんだが、竹の葉っぱは、なかろうか?」「ウン、さがしてみる。あるよ」。女性は、自室に、竹の葉を一束持ってきた。子どもの頃を思い出しながら、ささ舟を作った。「こう、だったか、な」。そして絵を描いた。
★朝食の後で、介護の人たちが入った後、入江さんと、2人だけで、風呂に入った。なぜか、今日の背中流しは、丁寧に、丹念に、チカラが入っているように思えた。2日後、入院と知っている。
★昼食は、肉入りの五島ウドンだった。デザートにイチゴが付いていた。入江さんは私の隣の席。自分のイチゴ皿を私の方へ「ポイ」と差し出した。私は、フ、フ、フ、と、心の中で笑った。

2017年3月26日日曜日

これから先、どうなるか、不安や心配もあります

もう、何年も前に、泌尿器科のお医者さんが書いて、説明してくれた図です。腎臓からボウコウへ、長いクダが入っている。4ヶ月毎に、交換してきましたが、最近では、半年に延びています。
★今日は日曜日。ゆったりした気持ちの日なのに、何だか心が重かった。今週、水曜日に、ステント入れ換えのために、総合病院へ入院します。1週間の予定ですが、入院となると、揃える品物が大変です。
★前にも入院してステントの入れ換えをしました。昨年の9月でした。その時に書いておいた帳面があります。それを読めば、大体のことは分かります。ただ、今は寒いので、それが気になります。
★ステントを入れ替えなくては、生きては、いけない。残酷な気持ちもします。でも、私には、クダに頼れないと、生きられない。いつまで続くか、心配もあります。「だから、先のことは、どうなるか、分からない」気持ちにもなるのです。これも私に課せられた摂理として、受け入れていくしか、ないでしょう。
★ホームの女性職員さんが、親切にも、買い物や、持参する品物を1つ1つ確認してくれた。助かります。1人じゃ、やはり、心細い。まあ、ラクな気持ちで居りましょう。

2017年3月25日土曜日

神のお告げの祭日。おんな部屋から、シスターへ

神のお告げの祭日です。どこで撮った額のご絵か覚えていないが、私が持っている好きな絵です。マリアさまの所へ、天使が神のお告げを伝えに行く場面です。
★父親の生家、外海の黒崎には、私が子供の頃、「おんな部屋」があった。地元の娘さんたちが神に捧げる意思で、7、8人が共同生活をしていた。私の従姉も入会していたので、度々おじゃました。その清楚な生活、祈りの生活、労働、畑の作業、1つの家庭をつくっていた。
★その中に、「さよさん」という名の「あねさん」がいた。北朝鮮で育った、信仰を知らない私に、本当に親切に公教要理を教えてくれたのは、さよさんだった。奉献者さよさんの死は聖なる最後だったと、何かの冊子で読んだ。
★神学校に入ってからは、夏・冬の休みになると、まず主任司祭の所へ挨拶に行き、次いで「おんな部屋」へ行く。自分たちは食べていない白米のご飯をご馳走してくれるのだった。自己の道具は殆どなく、貧しい暮らしで、しかし朝夕の祈りは、黒のスーツに着替えて、教会で祈った。その姿にあこがれた。従姉も苦労したであろう。
★従姉は、私の名を呼んで、かわいがってくれた。ルルドの聖母マリアが好きで、祈り、歌を好んで唄った。「ルルドのマリア」。従姉は2月11日、ルルドの聖母の日に神に召された。「おんな部屋」のあねさん達は、みな若かった。あれから、ウン十年、「おんな部屋」は、「お告げのシスター」たちに変わった。あの7、8人のシスターたちは、どうなっているだろうか。

2017年3月24日金曜日

「トマさんのことば」編集者の2人が来てよろこぶ

一瞬の出会いとは、このことだろう。教会めぐりを好む2人が、偶然、湯江教会の庭で、私に出会った。「やあ、いらっしゃい」。いきなり「トマさんですか」「ハイ、そうです」「うれしい、ブログ読んでいます」「ありがとう、さあ、アクシュ」。それで別れる。たった15秒の出会いだった。
★それから、2年後、この2人が「トマさんのことば」を編集してくれるなんて、思いもよらぬ出会いだった。今日、2人が揃って、5度目に、自室を訪ねてくれた。
★ちょうど、「トマさんのことば」の校正も上がって、手元にあったので、2人に見せた。2人の目が輝く。「写真が、きれい」「楽しみですね」。1ページ毎に、念入りに確認した。話し合いの末、2箇所、写真を入れ替える。こうして今日、小さな本は、全体がまとまったのです。この後は、印刷、製本を待つのみとなります。
★野々村哲(さとし)さんは、静岡県出身で、広島大学を出て、ドイツの大学に留学する。現在は、ドイツ語講師。写真が趣味です。
★塩沢美樹さんは、福島県出身。東京で看護師となり、東京の総合病院、脳神経外科病棟で働いていた。東日本大震災が起こる。長崎大学医学部看護学科へ編入学して、保健師の資格をとる。現在は、長崎県の新上五島町にある診療所で働いています。
★2人のおかげで、小さな本ですが、「出会いは神の恵み」である体験の実りが出来ます。
★哲さん、美樹さん、ありがとう。日記を読んでくださる皆さん、期待してください。本は無料です。郵送代も無料です。ただ、どうしたら皆さんの手元に届けられるのか、それを今、考えているところです。今日も意義ある一日になりました。

2017年3月23日木曜日

校正の修正が戻る。入浴。歯医者さんで終わる

椿の花咲くホームの庭です。
★こんなに多忙な日は珍しい。いま夕食を終わって、やっと、パソコンに向かっています。
★朝から、長崎の騎士社の担当の修道士さんが、ホームに用件があって、ついでに自室に寄った。「トマさんのことば」の校正を修正した二校を持ってきた。横12cm、縦12cm、72ページになります。ゆっくり各ページを眺めると、喜びが湧いてきます。2、3箇所を修正すれば、完了でしょう。
★入江さんと入浴した。やっぱり、何も言わなくても背中を流してくれる。「ありがたや」です。風呂から上がると、もう昼食でした。お鍋で、ラーメンだった。
★看護師さんから「午後1時30分、出発で、歯医者さんですからね。入江さんと一緒です」。決められた時間に、決められた歯医者さんへ職員さんの車で送ってもらう。初めての歯医者さんです。2時から診療が始まって、終わったのが3時半でした。痛む部分のレントゲンを撮り、歯をくまなく調べる。3人のお医者さんがいる。2人は女性でした。
★歯は、32本ある。「奥歯まで磨きましょう」「1日1回、15:00から15分間、磨きましょう」「歯の根元をよく磨きましょう」。何回か通院して、歯をきれいにしていくそうです。
★帰りは職員さんが迎えに来る。途中で、Aコープに立ち寄り、買い物をした。スリッパと、イチゴを買いました。ホームに帰って、少しゆっくりすると、夕食でした。いま教会のアンゼラスの鐘がなりました。何も考えが浮かびません。教会の祈り、夕の祈りと寝る前の祈りを今から唱えます。これが私の一日です。