長崎のカトリック修道士。17歳の時、原爆を受けて、この道に入る。 生かされて来た数々の恵みの中で、今年の1月、最大の試練「すい臓がん」を告知された。 「みむねの・ままに」。孤独と苦痛に耐え得るチカラを日々、祈る。 毎日、日記を書き続けて13年。今、長崎市の病院・ホスピス病棟で暮らす。 追記 2021年4月15日 午後6時48分 帰天されました。享年93歳
2012年5月25日金曜日
リフレッシュ、深呼吸をしよう。さあ、また始めよう
海風に吹かれて、さわやかな気分になった。天草灘を渡ったときの写真だ。リフレッシュだよ。ニンゲンって、現実を離れて、自然の恵みに接すると、身も心も清らかになる。気持ちも落ち着く。5月16日、泌尿器科の主治医は書いた。「平成21年(2009年)以後、膀胱ガン再発は認めない。再発確認の定期検査は必要と考える」。お医者さんも「治った」と書いてくれた。あてから3年が経っている。新しい診断書を、市役所の原爆対策課に出した。ボウコウばかり気にしていたら、今年は腎臓で3回入院し、苦慮した。だが、その後は、安定し、今は、尿もきれいになった。この分だと、今年はゲンキになるぞ。そんな気持ちが湧いてくる。聖コルベ館での出会いを楽しもう。妻子さんが来て言った。「深呼吸をしなさい」「ああ、それは賛成だな。少年の頃、肋膜炎で水が溜まったから、肺活量が低下している。やってみよう」「小崎さんは、小崎さんで、いいんです」とも言う。それも賛成だ。私は、私だけのジンセイだ。今朝の祈りました。「病気に苦しむ人、からだの不自由な人を慰め、力づけてください。ニンゲンの弱さの中に示された、あなたの力を知り、希望をもって試練に耐えることができますように」
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年中無休のコルベ館、
返信削除重荷を負ったお客さんは、癒されて帰るけど、
重荷を置いていかれた修道士さんは、本当に大変。
たまには、こうしてリフレッシュ休暇しないと。
この写真を見ていると、
お正月に乗ったフェリーを思い出します。
海風いいですね。
また行きたくなります。
笑顔のお写真にこちらまでにっこりです。
返信削除長崎のお天気はいかがですか。
ルルド祭でコルベ館も賑わいますね。
お陰様で5月もいくつものお恵みをいただきました。
3日前には、皆で歌を聞きながら慣れない実習で気落ちしていたら、「長崎の鐘」が流れてきて、文字通り励まされました。新しい仕事に就く事を見守って下さると信じています。
明日はルルドには行けませんが、姉妹で両親のお墓にお参りに行くことになっています。先日送って頂いたお水をお土産にします。