2016年9月9日金曜日

99歳、白寿の孝子さんが、手紙、お菓子の贈り物

老人になれば、やはり老人に視線が向きます。私の処に、また、また、大阪の女性・孝子さんから、達筆のお手紙と、チョコレートが10個ぐらい重なった宅急便が届いた。貰う度に、「いつまで生きるのだ、この人は・・・」と思います。忘れた頃に、また届く。
★大正6年4月の生まれの99歳、白寿の孝子さんです。マンションに一人住まい。訪ねたことも度々ある。もう、30年来、思い出した頃に、文通がある。いっしょにポーランド旅行をした楽しい思い出もつくった。
★忘れずに、時折、お手紙と、駄菓子を送ってくださる。お礼の電話をかけた。優しいお声で、「いろいろ忙しいのよ」「立って、歩けるんですか」「歩けます」「買い物は?」「それが隣がスーパーなの」。生活の便利さを伝えている。
★長生き出来るのは、生活感に溢れているからだと感じる。孝子さんには、それがある。じっとしていない。折り紙を折ったり、俳句をつくったり、文筆を描いたり、そういう小マメな生活が、孝子さんの長寿を生かしている。「生きているダケでは、ツマラナイ」。どこからか、そんな声が聞こえる。
★手紙には、「今夏は、連日の猛暑で、外出を控えて、教会にも欠席した。テレビは、ニュースだけしか見ていないが、過日、オバマ大統領来日の、広島追悼式典は、終日テレビを見ていました」と、興味深く、オバマの折鶴が、長崎の原爆資料館にも展示された新聞の切り抜き記事も添えられていた。
★99歳にして、こういう深みを持っておられます。孝子さんの「広島忌」の俳句が、9句。「慰霊碑に、献花・黙祷、大統領」「日米の、和解の握手、日本晴れ」など。
★最期に、「与えられた生命、お大切に」とあり、「生かされて、白寿を迎う、日々感謝」。バンザイとしか、言いようが、ない。