2016年9月6日火曜日

奄美大島の親子が訪ねて来た。昔の思い出を語る

昼食後、ベッドに横になっていると、突然、2人の男性が、「おじゃま、します」と入ってきた。「え?どなた?」「奄美大島からです。名前は、言っても、わからんでしょうね」と言って、ニコニコ。2人は、親子だった。「ホームの近くを通ったので、寄りました」。大曾神父さまや、ほかの人も居るしね。ヨハネ村山修道士さんも」
★父親は、ずーっと以前に、もう、50年前になるかな、長崎の聖母の騎士の学校で学んだ。中学のとき、「トマさんは、理科の先生をされた。本当に、この人、出来るのかな、なんて思ったよ」。ヘンなところで、記憶を呼び戻された。「ああ、そんな時代もあったな」。授業は実験が多くて、面白かった。ストーブがあって、スルメ(干しイカ)を焼いて、食べた思い出は忘れない、と言いつつ、「ハ、ハ、ハ」と愉快に笑う。息子は何も語らなかった。
★突然だけれど、こうして親子で訪ねてくれるだけで、嬉しい。「永井博士が、トマさんの理科の先生だったこと、最近になって、初めて知りました」。これを説明するのに、話は盛り上る。
★おみやげは、もらわ無かったが、私のカードを親子に差し上げた。健康に気をつけて、奄美大島(鹿児島県)の教会のため、頑張れよ。
★今日は、ホームでは、81歳の入居者が亡くなり、葬儀・告別式があった。9年間、ホームで生活した男性だった。

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