長崎のカトリック修道士。17歳の時、原爆を受けて、この道に入る。 生かされて来た数々の恵みの中で、今年の1月、最大の試練「すい臓がん」を告知された。 「みむねの・ままに」。孤独と苦痛に耐え得るチカラを日々、祈る。 毎日、日記を書き続けて13年。今、長崎市の病院・ホスピス病棟で暮らす。 追記 2021年4月15日 午後6時48分 帰天されました。享年93歳
2013年4月18日木曜日
樹音(じゅ・ね)の夫妻からの手紙。その節は、ありがとう
広島市西区の夫妻から、封書が届いた。「トマさんへ」とある。「3月15日の登明日記に書いていただいた者です」。その日の日記を探してみると、樹音(じゅ・ね)を吹く夫妻が載っていた。「ああ、覚えているよ」。樹音(じゅ・ね)とは、クルミやカリンの木を、手のひら程の大きさで、中を繰り抜いて、前に4つ、後ろに2つの穴を開けて、上の細くした部分から吹くと、音が出る。これを吹く夫妻の物語が記してあった。「トマさんが書いてくださった日記を、広島や、旅行先で友だちになった方たちに渡しています。『何よりも、長崎みやげだね』と喜んでくださいます。『十七歳の夏』を読みました。神さまから健康を与えられ、聖コルベ館で語り部として、トマさんにしか出来ない尊い日々を過ごしてくださるようお祈りしています。原爆、コルベ神父、アウシュヴィッツ、ゼノさん、永井博士、聖母の騎士、殉教者、長崎の教会群、トマさん、大変だァ。聖コルベ館で、BGMがかかっていたので、CDをかけてもらったら嬉しいです。新婚旅行のときに、訪れたショップでかかっていた樹音のCDです。コカリナ奏者の安川誠さんが樹音の生みの親です。私たちは樹音だけでなく、安川誠さんも紹介したいと思います。長崎から帰って、2人とも祈りの最後に、「主よ、信じます。私たちの信仰を強めてください」と祈るようになりました。「祈りを、忘れては、いけないよ」と、トマさんのお母さんはおっしゃったのですね。未熟な私たちの祈りも、神さまは聞いてくださると信じて、祈ります。また、トマさんに会いに行きます。★広島の樹音の夫妻さん、信仰の音を吹きつづけてください。又会いましょう。
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ご夫妻で「主を信じます。私達の信仰を強めて下さい。」
返信削除の祈り感銘を受けました。
ご夫妻の樹音の演奏私も聴いてみたいです。
心が癒される優し音なのでしょうね。
聖母の騎士3月号、札幌では完売だったそうです。
これからも小崎さんのご健康お祈りしております。
フランチェスカさん、
返信削除3月号の完売、おめでとうございます。
お父さまも天国で、喜んでおられるでしょう。
樹音の音色がどんなものか知りたくて、
You Tube で聴いてみたら、
本当に自然な、癒される音色でした。
これを演奏できたら、すばらしいです。
エリザベットさん
返信削除お優しいメッセージ何時も有難うございます。
小崎さんのペンの力は神様からの賜物ですね。
小崎さんが毎日お元気なご様子で嬉しいですね。
私も樹音のYou Tube
ネットで検索してみます。(^-^)
エリザベットさん、フランチェスカさん、コメント、ありがとうございます。
返信削除樹音を知ってくださる方が、北海道にまで広がって、うれしいです。
神様が導いてくださっているんですね。感謝です。
みっちゃんさん、さっそくネットで聴いてみました。
返信削除エリザベットさんの
メッセージ通り癒される心に響く音でした。
ソプラノとバリトンがあるのですね。
樹音の音がコルベ館に響いたのですね。
こちらこそ神様に感謝致します。
フランチェスカさん、樹音、きいてくださって、うれしいです。
返信削除3月13日は中町教会で、14日は十字修道院で、そして15日はコルベ館で、樹音を吹かせていただきました。三日間、本当に感謝な長崎巡礼の旅だったんですよ。
そして、今、こうして、トマさんの日記を通して、たくさんの方と出会わせていただいている・・・
ただただ、感謝!
聖母の騎士4月号「苦しみにも意味がある」を偶然マリア病院で読み、初めて投稿します。
返信削除大変勇気づけられました。ありがとうございます。
元日のエリザベットさんと同じような母だと思います。
自分の人生を楽しみたい、心通わせたいと模索中です。
涙から卒業し、希望をもち、感謝の日々にしたいです。