長崎のカトリック修道士。17歳の時、原爆を受けて、この道に入る。 生かされて来た数々の恵みの中で、今年の1月、最大の試練「すい臓がん」を告知された。 「みむねの・ままに」。孤独と苦痛に耐え得るチカラを日々、祈る。 毎日、日記を書き続けて13年。今、長崎市の病院・ホスピス病棟で暮らす。 追記 2021年4月15日 午後6時48分 帰天されました。享年93歳
2013年4月16日火曜日
出会いに、慈しみを。マリアさまが助けてくれます
珍しいシスターの見学客があった。「東京の聖ヨハネ会です」。ヨハネ、と聞いて、すぐピンときた。「ああ、病気の人を介護する会ね」。大体、当たっているらしい。左側の2人は姉妹で、姉は長崎・地元に住んでいる。右のシスターはオーストラリア人だった。ゆっくり、聖コルベの愛に浸りながら、お恵みの時間を過ごしていた。食堂で、シスターの話を出すと、邦人の修道女会らしい。「戸塚文卿神父さん」の名前が、懐かしく出ていた。シスターとは、込み入った話はしなかったが、マリアさまの信心を少しばかり語った。「聖コルベは、けがれなき聖母マリアへの完全な奉献者だったからね」。★朝の祈り。「恵み豊かな神さま、きょう1日、誠実に生きて、まごころをもって、人びとに交わることが出来ますように、御身の慈しみをあらわしてください」。★この世は、苦しいじゃないですか。悲しみもイッパイあるじゃないですか。この苦しみ、悲しみを、温かく、受け止めてくれる人が居ても、いいじゃないですか。マリアさまだよ。そう思うと、手をイッパイに広げておられる。ナミダが、ジワーっと出てくるよ。マリアさまって、高貴な女性じゃなくて、普通の、井戸端に居られるお母さんですよ。安らぐよ。今夜は、ゆっくり眠れるよ。
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昨夜はぐっすりお休みになれましたか。
返信削除マリアさまは、みんなのお母さまですからね。
私も母を亡くしてから、マリアさまの存在が
大きなものとなりました。