長崎のカトリック修道士。17歳の時、原爆を受けて、この道に入る。 生かされて来た数々の恵みの中で、今年の1月、最大の試練「すい臓がん」を告知された。 「みむねの・ままに」。孤独と苦痛に耐え得るチカラを日々、祈る。 毎日、日記を書き続けて13年。今、長崎市の病院・ホスピス病棟で暮らす。 追記 2021年4月15日 午後6時48分 帰天されました。享年93歳
2012年10月28日日曜日
10月最後の日曜日は、ロザリオ祭り。祈りと、聖歌で祝った
熱もさがって、平常心になった。やっぱり熱がある感じと、無いときの感じは、気持ち、体感が全く違うんですね。温泉へ行ったときから、尿がビール色に変わりつつあった。2、3粒のクスリを飲む。すると熱がさがって、いま普通の黄色に戻っている。カゼ、カゼと悩んでいたが、ひょっとすると、軽い腎炎を起こしていたのかも、知れない。まあ、なんとかゲンキを取り戻したわけです。それでも会う人ごとに、「ダイジョウブ」といわれ、つづけた。10月最後の日曜日はロザリオ祭り。この日は、多くの信徒が集まります。聖コルベ館にも、多くの顔が見えて、言われましたよ。「おゲンキ?」。ロザリオ祭りに心配なのは、お天気です。昨夜から今朝まで、雨が降って、芝生がぬれて、坂道がすべりやすい。本来なら、ロザリオ祭りは、ルルドへの坂道でロザリオの玄義を祈りで登り、ルルドにおいて、ミサが行なわれるのが恒例だが、「このアメじゃね」と、雨が憎い。聖堂で、ロザリオを唱え、ミサで祈った。ラテン語の「キリエ」と歌い、「グロリア」も歌った。「いい、ねえ」。聖母の騎士といえば、なんたって聖コルベ神父さまですよ。精神を忘れてはいけない。創立者でもある。コルベ神父は「マリアを通して、イエスへ」を提唱した。マリアといえば、あちこちの出現などの噂(うわさ)で、警戒して敬遠する者もいるが、長崎信者の感覚は、あくまで先祖からのマリア、信徒発見のマリア、各教会には必ずあるマリア、それらが、つながって平常心で信心ができる。コルベ神父のマリア信心は「けがれなきマリア」「インマクラタ」で、これは「ふしぎのメダイのマリア」と、「ルルドのマリア」につながる。コルベ神父が長崎へ来て、本河内に土地を購入し、ルルドを開いたのが、1932年、ちょうど今年は、80年になる。聖母の騎士のルルドは、これまで、どれほどのお恵みが与えられたであろうか。ルルドのお水は、おいしいよ。自然の水だからね。各地からも、水を汲みに来る。愛飲している
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿