2018年6月4日月曜日

自室の天井と、病室の天井は、違いますね

入院の日。病院の玄関に荷物を置いて、高原修道士さんは車を駐車場へ。木製の長い椅子に腰掛けて、彼が来るのをを待っていた。隣に老人の夫妻。妻が私に声かける。「奥さんは?」。こういう問いかけが一番困る。短く返事するのが難しい。「独り身だ」とも言えないし、「居ない」とも言いたくない。とさに出た言葉は、「相棒がー」だった。高原さんが来たので、急いで中へ入った。
★病室は6階。窓から見た町並みです。最初の日、心電図(3階)と、レントゲンの検査(1階)。A看護師は転倒を心配して、「車椅子に乗って下さい」。大事にされる。エレベーター前で待っていると、ベッドに寝かされ、頭から足先まで白い布を被せられ、7、8人の一団に出会った。「地下」の言葉が耳に入る。次の日、もっと詳しく胸を調べると、レントゲンCTを撮る。B看護師は「自分で、歩いて行きなさい」。(ずい分、違うな)。看護師によって扱いが異なる。思いやり、扱い方が違うからね。CTの前のソファーには、待っている老人男性がいた。彼が気さくに声をかけてくる。「肺が硬くなる病気。タバコも、酒も、(小指を立てて)コレも、やめられんケンな」。私は相づちを打った。(好きな事、やって、酒飲んで、タバコ吸うて、病気になって、白い布を被せられる。いい、じゃ、ないですか、それで。ジンセイ、満足なら)。冷たい反応かも知れないが、一般的に、人生って、そんなモンだと思います。だが、それに満足しない者も居る。彼が呼ばれて、CT室に入った。笑いが起こった。次に私も呼ばれて入ったが、笑いは起こらなかった。
★病院食です。軟菜食。ご飯は主ニ度炊き。サカナ、野菜、ごらんの通りです。食べやすい。
★ベッドに寝ていて、天井を見る。ホーム・自室の天井と、病室の天井とは、違いますね。病室の天井は、ナマに声をかけてくる。「生きてきた、生き甲斐?どこに、ある?」「この世に、何が残るのか?」[自分を見失うなよ」「自分の満足?、なにが満足か?」。答えは簡単には出ない。天井を見つめながら、ロザリオを唱えました。
★退院してホームに戻る。ここが我が住処(すみか)です。早速、自室にホームの看護師さんがニコニコと体温計と血圧計を持ってきた。「お疲れさま」。やっぱり看護師も違うな。安堵してか、退院の夜は、ゆっくり休みました。
★今朝は、朝食後、入浴しました。入江さんが、もう肌着をつけていた。病院では、1度だけ、処置の朝に一番フロに入れてもらった。やっぱりホームのフロは、湯船も広くて、明るくて、いいね。