2018年6月26日火曜日

小学校で「平和学習」原爆体験の語り部を努める


あいにくの雨でした。高原修道士さんの運転で、飯盛西小学校へ向かった。45分かかった。ゆとりをもって準備しました。小1から小6年まで、70人の小学校です。体育館に皆さんが集った。10時からでしたが、7,8分前には全員集合した。「小1の時に、お父さんが病気で死んだ。兄弟は居ない、1人っ子。お母さんと一緒に楽しく暮らしていた」。皮切りの言葉です。お母さんの話は皆さん大好きです。子ども達の目の輝きが素晴らしい。久しぶりに子ども達への言葉です。チカラも入るね。小1の子も黙って聞いている。絵を見ている。原爆の日の朝、お母さんと一緒に起きて、朝食も食べたのに、夕方、帰ってみると、家は燃え尽き、お母さんは居ない。原爆の風で吹き飛ばされ、死んだ体も見つけない。「悲しいよ、ね。どうして?戦争だったから。原爆が落ちたから。2度と、戦争、原爆が有っては、ならない」。隣の家の3人の女の子の話もしました。どこもケガをしていなかった。「よかったね」と思ったが、恐ろしいのは「ほうしゃのう」です。小さい子から次々に死んでいった。「悲しいよ、ね」。話の最後に、またお母さんが出てきた。お母さんの声がした。「困った人を助けなさい」「困難があっても逃げない人になりなさい」「赦す人になりなさい。これが一番難しい」「イジメはダメだよ」。平和は、こういう心の人が広がる処にある。「平和のモト、原点といいます。平和の原点は、人の痛みを分かる心にあります」。小6年の中に、1人の女の子がいました。高原さんが、東長崎・幼稚園のバスの運転手をしていた時、この女の子は園児として、バスに乗って通っていました。その子が小6になって、この小学校で高原さんと女の子は再会したのです。人が成長していく。本当に、よい再会ですね。この女の子にとって、幼稚園も、バスも、今日の話も、きっと忘れないでしょう。女の子、いいカオしているね。高原さんも。

3 件のコメント:

  1. トマさん 雨の中 お疲れさまでした。
    読んでると涙が出てきました。凄く 分かりやすい言葉で 子どもたちの心に響いたと思います。
    ココナにもお兄ちゃんたち3人にも トマさんのお話を聞いて欲しいと 本当に思います。幼稚園を卒園して6年後に再会!素敵ですね〜(^^)ココナも聖母の騎士幼稚園を卒園して まだ2か月ですが かなり前に卒園した感じがします。もっともっと成長した姿を 皆さんに見ていただきたいです。トマさんとの再会 楽しみにしてます。
    トマさんに会えますように(^^)アーメン

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  2. お疲れ様でした!
    にこやかなお顔!とても嬉しくなります
    ありがとうございました。

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  3. マリア・フランチェスカ2018年6月26日 20:22

    雨の中お疲れ様でございました。
    三人の笑顔が本当に素晴らしいです。
    今日の小崎さんの
    語り部のお努めを語っています。
    子供達に小崎さんの思いが伝わったことでしょう。
    神様に感謝

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