福岡空港から、飛行機で、登ったかと思ったら、降下を始める。35分で、韓国の釜山空港へ着いた。飛行機賃は、片道、6,150円。安い値段だ。飛行機は、エア・プサン。空港からクルマで、45分、走ると、もう、このような静かな「ビーチ」へ到着した。何と、早いことか。もう、ここは異国だ。長崎も、あの人のことも、すべて遠くの方へ行ってしまった感じがした。ここは「広安里ビーチ」という。日本人の観光客は全く居ない。こういう所を知っているんだな。周辺に、高層マンションが立ち並び、韓国人たちが、早朝から、海岸に添って、ジョギングをしている。先ずは韓国に来て、ゆっくり休むことが出来た。★19階建ての、「ホメロス・ホテル」に泊まる。眺めが、抜群によい。実は、この「隠れたビーチ」を知っているのは、数年前に、2度ほど来たことがある。韓国人の神父さんに案内されて、ホテルも知った。さあ、これから韓国の旅が始まるぞ。まず精力をつけることだ。長崎を出るとき、「クシャミ」などしていたから、半ば大丈夫かな、と少々心配気味でもあった。だが、ここに来て、ゆっくりなって、よかったと思う。★両替、1万円は、10万6千3百ウオンだった。NHKのテレビが入る。★遠く離れたビーチで、すべてを忘れる。しかし聖務日課は唱えた。これで修道院のみんなにつながっている。その気持ちが湧いてくる。韓国の人、見知らぬ人を見ていると、「なぜ、カトリックなのか?」と自問も起こる。周りの韓国人たちは、この世のことだけに、せいイッパイ働いているかのように見える。しかし祈りや、詩篇を唱えることによって、つながりを感じる。ふるさとの黒崎の信者や、教会にもつながる。人は霊的なものを感じて生きねばならぬ。
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