今朝、5時過ぎ、教会へ。庭に出ると、歳老いた女性が、自分の部屋の扉を少しあけて、身体が庭に横たわっていた。びっくりだよ。何時頃、こういう姿になったのか。
★「どうしたの?」と声をかける。倒れた女性、うつろな目で、「トイレは、どこ?」。ただ事じゃ、ない。急ぎ、教会へ入り、「高原さん」と、修道士さんを呼んだ。次いで、夜勤の職員、早番の職員が来て、女性を助けた。
★思った事は、老人は、誰でも、いつ、なんどき、変わるやも知れん、だった。この女性は、最高齢なのに、押し車で毎度、食堂にも来る。時には教会へも祈りに来る。到底、アタマの上がらぬ、尊敬、模範的な、シャンとした、しっかり女性だった。
★それが、やはり、老人になると、急な変化が起こるので、油断はできぬ。今朝、学んだ衝撃的な出来事だった。女性は、朝食も、昼食も、平常の態度で、食していた。安心したよ。
★老いるとは、身体機能が失われて行く。もがくな。あげくな。受け入れるしか、ない。それでも、なお、1つの出来事を見詰めて行こう。毎日、1つ、書けることを見つけて行こう。1つが重なれば、大きな数になる。ぼやッと、生きるか。アンテナを立てて、生きるか。
★「1日、ヒトツ、何かを、する。1年たてば、365。すばらしい痕跡じゃ、ないか。時折、心に浮かぶ感想です。日記を書くのも、そのヒトツ。書かなきゃ、何も、無い。書けば、365の、痕跡が、残る。これは思い、希望ですけれど、ね」
大切な働きをされましたね。
返信削除神がトマさんを遣わせましたね。
それにしても、驚かれましたでしょう。
読んでいるこちら側でも、どっきりする程です。
実際に発見された時には、いかばかりかと
お察しします。
よくぞ冷静に対処されたと思います。
高原修道士さん他、職員の皆さんの
適切な手もあって、問題なく食事を
取られるまでに回復されたとは、
やはりあっぱれな方ですね。
安心いたしました。
そして、神に感謝しながら、大事な大事な
ターニングポイントで大きな働きをなさった
トマさんと、手を掛けられた皆さん、
立派な命の力を見せてくださったこの女性の
ために、祈ります。
老いや病は喪失の連続と書いた精神科医が
いましたが、がぶらってぃは、喪失もあるが
同時に得るものも大きく、新たに得られた力は
一層輝くと思っております。
老いでも、病でも、ケガでも、障害でも、
得たと思うことで始まるものもあると
信じます。得られた輝きは宝です。
トマさんの1日に、遠く繋がる
がぶらってぃも救われています。
ジンクーエン。
その女性の方がご無事で安心しました。
返信削除アンテナ、大事ですね。
小崎さんより1つ年上の我が家の母も、しっかり食事を摂り、体力がついてきたようで、最近では生きる意欲を感じます。
今日は家族で見ていたテレビ番組のひらめきクイズで、母1人が正解した問題がありました。
お話の女性同様、人間の底力を感じました。