2人のお客さんが面会に来た。
★川口昭人神父さん。長崎県大村市水主(かこ)町、カトリック教会の主任司祭。
★シスターは、(大村市の医療型障害児入所施設・みさかえの園あゆみの家)にいるポーランド人。
★訪ねて来た理由は、故人のポーランド人司祭・ミロハナ神父さんの話を聞きたいとの願いだった。面会室で、2時間ほど、楽しくお話をさせて頂きました。
★教区の神父さんが、このように熱心に話を聞いて下さるなんて、めずらしい。川口神父さんは、「登明さん」「トウメイさん」と親しく呼びかけて、気安く応じて下さった。おかげで打ち解けた語りが出来ました。
★川口神父さんは、カトリック月刊誌「家庭の友」に、毎月、見開きで、イラストと文の絵物語も連載しておれられる。取材に熱心な神父さんです。幅広く知識を求め、それを整理して、自分の目線で分かりやすく描いておられるのに感心です。ミロハナ神父さんの事を知りたいと思われたのも、その線上にあるのでしょう。
★ポーランド人のシスターは、修道者の道をめざして20年になる。長崎へ来て3年と言った。日本語が上手です。「みさかえの園」のシスターの修道女会の創立者が、ミロハナ神父だから、シスターは当然、興味はある。優しいほほ笑みを浮かべながら聞いていた。
★コルベ神父が長崎へ上陸して、今年は90年になる。ミロハナ神学生はコルベ神父と一緒に長崎へ来て、コルベ神父から直々に、学問と、修徳と、けがれなき聖母マリアへの奉献を教えられた。そのミロハナ神父さんと、トマも少年の頃からご縁がある。聖母の騎士に入会して、病気になっても、ミロハナ神父さんから助けられた。
★ミロハナ神父さんの写真を見ながら、いま、思う。「自分は、ダメだ、ダメだと、思うな。他に道が、あったのでは、ないか、と。病んで、そう感じ、疑った時も、あった。当時の日記にも、その心境を書いている。ミロハナ神父が助けてくれた。闇の時だったが、くぐり抜けた。だから、今が、ある」
★コルベ神父が植えた小さなタネは、ミロハナ神父に受け継がれ、コルベ神父の精神は、大きな大きな樹木となった。その姿を少年の頃から見て来たトマは、信仰と、精神の『つながり』の中に、神の恵みと、けがれなき聖母マリアのご保護と導きを感じることが出来る。信じ、希望する者は、幸いなり。
すぐにコメントを入れられず、申し訳ありません。トマさんがこの日記を書かれた前日、どうしてか
返信削除がぶらってぃの心に「ミロハナ神父」という響きがあり、想いと祈りをもったところでした。
理由はわかりません。けれど繋がりの中にあったことは大事に感じ取っております。ありがとうございます。
コルベ神父の長崎上陸節目の年にあたり、一層多くの方にミロハナ神父のことや聖母の騎士のことが伝わりますよう願っております。
自分への赦しに向き合っている最中のがぶらってぃは、トマさんの言葉により、自分で自分を孤独に追い込むことが神の技ではないことを改めて知らされ、光を得ております。
トマさん、今日もありがとうございます。