植物も、生き物。自然淘汰するんですね。何本かの、花の芽が、振り落とされる。
残ったのが、3つ。「つぼみ」は、ふくらみ、いよいよ今夜は、花を開くぞ、と予想された。人が寝静まった深夜、ごらん、じょじょに、月下美人が花を開き始めた。
誰も見ていない深夜に、こんなに美しく、たったの1晩だけ、ひらく。ふしぎな花だと思いませんか。
★自分の人生、スタートは、どこか?
着地点は、どこか?
連れられて来た「ルルド」で、母は祈る。「この子は病気がちで、からだも弱い。マリアさまにお任せします」
15歳の少年は、何も知らず、ただ清らかで、純すいだった。
2年後、母との別れ。「行ってくるケンね」が最後。
振り返れば、倒れたこともあった、迷う事もあった。人も裏切った。傷つけた。しかし起き上がって、「ごめんなさい」「赦してください」。前へ進む。「帰ってきたよ」。これがトマの人生、と感じた。ここが着地点だったと思いました。
真っ白に咲いた美しい大きな花も、1夜が明ければ、この姿です。精も、根も、尽きました、の風情。何とも、言葉が出てこない。
★いよいよ明日から、入院します。
ステントの入れ替えです。
これが、トマの今の定めです。
まだ、こんな姿に成りたくない。
せいイッパイ生きるのです。人生、1回切り、苦難も受け入れて、咲きたい。
お祈り下さい。交換手術も、困難になっているようです。
来週は、トマにとって、苦難の週になります。
無事にステンド入れ替えが終わりますようお祈りしております。
返信削除退院されたら放送が待っておりますね!
手術の成功を神様に、マリア様に、お願いします。お祈りします。私も放送をとても楽しみにしています。4年前にあの階段を上ったルルドに行きました。思ったより広くて驚きました。
返信削除お祈りしています
返信削除今回ルルドへ上られたトマさんの祈りとはたらきを共有しながら、がぶらってぃも「帰着」を見ておりました。完結ではありません。あくまでも帰着。塚というのか節目というのか、つたない掘り下げの中で出てきた表現は、今は霧の彼方です。しかし、孤独や赦しと繋がっているのは、はっきりわかります。
返信削除月下美人の翌朝の姿を初めて見た気がします。写真からは、尽き果てた感よりも次への自分準備、チャレンジを感じとりました。蓄えています。じわじわと。満ちています。ひたひたと。撮影者の力が反映されているのでしょう。
昨晩、トマさんの入院予定を知る前に、そろそろステント入れ替えの時期を迎えられ準備に入る頃にあたるのではと、取材日程で無理な調整をされていたのではと気に掛かり、祈っておりました。早速に対応されているご様子に少し安心いたしました。
トマさんは困難を乗り越えられます。でないと、ルルドに上がったことの筋が通りません。さらに祈ります。そして、祈りを繫げます。
全力応援のうちに。
ステント入れ替え、痛み少なく無事お帰りになります様にお祈りいたします。
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