2020年7月23日木曜日

「こころの時代」の収録。多くのテレビ関係者の心の集約があった

梅雨の晴れ間。暑い日差し。高原修道士さんが、マリア像が立つ広い庭の芝刈りをしている。
「こんな暑か日に、きつかろ」。思えば、最初の「こころの時代」のカメラ収録は、4月22日、水曜日。修道服を着て、押し車をおしながら、マリア像へ向かい、祈る場面から始まった。「何を祈りましたか?」とディレクター。「ホームでの生活の平安と、早めのコロナの収束だね」
ディレクターの興味は、コルベ神父は勿論だが、ポーランド人の神父さんや、修道士の資料に目を輝かせる姿には、トマも感心した。トマが修道士として務めることが出来たのも、これらの方々のお陰であった。みな、コルベ神父の時代に長崎へ来て、生活と苦労を共にした修道者たちです。その恩義、導き、助けは忘れない。「こころの時代」に、彼らの写真が、ポン、ポンと出れば、供養が出来ると思います。
NHKテレビ「こころの時代」は、全国放送です。再放送もある。トマには構成・関係者の詳細は分からないが、長崎の1人のディレクターが、「良かれ」と思って取材を始めても、放送のモトは東京の「こころの時代」の主要メンバーでしょう。彼らも「良かれ」と納得しなければ、見送りとなる。素人でも分かる事です。長崎のディレクターは熱心に掛け合ったのが分かる。1ケ月間、音信がない時期もあった。
★その間、ディレクターは、準備を整えていたと思うが、本格的に、カメラが始動したのは、6月に入ってからでした。隔離された「面会室」で、カメラを据えて、インタビユーしたのが、3度あった。2時間、2時間、最後は3時間、計7時間の長さです。
★インタビユーの他に、トマが、撮影を希望した場所がある。それは、➀ホームの早朝のミサ風景、➁長崎・聖コルベ館、➂教会内の「聖コルベ小聖堂」、④聖母の騎士のルルドでの撮影です。ルルドは、足が弱って、もう8年ぐらい登っていない。ぜひ、この足で、登ることを求めた。その場所で、色々思い出す事もある。自分でも「ルルドへ登りたい」と覚悟を決めました。
★さて、これらの場所の撮影は、ウマク行ったのでしょうか?

2 件のコメント:

  1. ➃を読んで突然涙が出てしまいました。
    ルルド祭に行った時に車いすのシスターが参加されていて、一瞬あの石段以外にも道があるのか、と思ったことがあります。
    ウマク行ったと願って、報告を楽しみにしています。

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  2. がぶらってぃ2020年8月2日 11:00

    高原修道士さん、お疲れ様でございました。マリア像も15日を前にこざっぱりされたことと思います。どんな労務であっても、高原修道士さんのはたらきは、神のなさることと伝わります。

    ポーランドの神父さんや修道士さん達のはたらきの姿は、どうしても日本全国のカトリックに繋がりのない方々にも知ってもらいたいものです。社会が豊かになるにつれて忘れられたり、省かれたりしてきたことの本当の意味を、理解される糸口になるように思うからです。

    今回トマさんがこころの時代に出られて、誤解を受けているところもあるカトリックの普遍性がより良く広く理解されるように願います。

    今は日記に繋がっていなくても、お姿を通して救われる人は多いと信じます。

    トマさん、お身体にご負担もありましょうに、テレビ出演を受けてくださってありがとうございます。

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