2020年7月18日土曜日

大きな石のツボで食べる、手製の冷やしソーメン。今年も、又

国道から、クネ、クネと、まがった道を、山へと車は走る。
しばらく行くと、「あった」。食事処「てっぺい」
毎年のように、夏には、来ていた店。ここの定評が、手製の冷やしソーメンです。
清流が音をたて、川を登れば、瀧の観音さまがある。静寂な、世間を忘れさせる場所でもある。
「ああ、今年も、来れたな。うれしいよ」
特徴は、店内の、中に置かれた、大きな石の面。
真ん中から、清流が、十数センチ、立ち上る。
そこから9スジの石の道が伸びて、水が、丸いツボに注がれる。風情があるじゃないですか。座る場所は決まっている。今年も同じ場所に陣取った。
冷たい水が、豊富に流れ、満ち満ちて、来る。
この石ツボに、ソーメンを入れるのです。
「待って、いました、今年も、ここへ。幸せだね」
6年前、ここで「そーめん」を食べた後、倒れた。
思い出は、去年に、また一昨年に、又それ以上の年に、つながる。ここの「すりみ」が、また、ウマイ。長崎のサカナのすりみだよ。「ソーメン」の味は、トロッとしているのに、コシがある。「ああ、やっぱり、違うな」。この一言しか、出ない。
2人いるのに、3人前を注文した。
高原さんに、世話になっとるケンね。
「食べてや、おいしかろ」。押しつけがましかね。
ヒトは、食べる時に、より仲良しになる。生きている喜びを感じるからかな。
今日は、ホームで懇談会があって、8月の予定が担当職員さんから発表された。コロナが又、流行っている。
「ホームから出ては、いけません。ガマンしましょう」
★ああ、よかったよ。ソーメンの食事は、昨日でした。ウマクくぐり抜けるのが、トマの流儀かな。老いても、ボヤッと、致しません。

1 件のコメント:

  1. がぶらってぃ2020年7月18日 16:08

    トマさん!さすがです。よくぞ外出制限のかかる前に切り抜けられました。おっしゃるとおり、日々ボヤっとされていないので、見えない氣を感じ取られたのでしょう。さすがです。守られています。

    いらしたお店の涼やかさは、格別でしょうね。心なしか、運転でお疲れのはずの高原修道士さんも、一層こざっぱりされているようにお見受けいたします。失礼でしたら、ごめんなさい。

    がぶらってぃも、この清流によって味わいが増す冷やしそうめんをいただいてみたいと思います。今のがぶらってぃの宿題は、長崎へ飛んでトマさんとお目にかかること、トマさんがいらしているお食事処に出掛けて、トマさんが召しあがっているものを体験することです。

    爽やかな清流に乗る風をひんやり感じた思いです。今日もありがとうございます。

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