2016年7月6日水曜日

大切に持っている、1枚の聖女の絵。思い出に祈る

毎朝、5時30分に、湯江教会へ入る。祭壇の近くに進み、前から2列目に座わります。最初にすることは、しばらく心を落ち着かせて、「毎日のミサ」の本をとり、今日のミサのところを開けます。
★きょうは、イタリアの少女で、聖女の聖マリア・ゴレッティの記念日になっていた。イタリアの農村で育ち、清らかな信心深い少女だった。男性から犯されようと迫られたとき、抵抗し、男性の刃で殺された。12歳であった。1902年の出来事だった。神のため清さを守り抜いた少女の生き方は、社会に大きな影響を与えた。教会は、12歳の少女を、聖人の位に挙げた。
★マリア・ゴレッティの絵を1枚だけ大切に持っていた。それが、この絵です。この日になると、「ああ、きょうが、マリア・ゴレッティか」と、心が揺らぐのです。それには思い出になる、わけがあります。
★もう、3、40年前に、長崎オラショの旅という巡礼を行なっていた。全国から募集して、グループを組み、長崎・外海・平戸・島原・雲仙と、祈りの旅を30回ほどつづけたが、そのとき貸切バスのガイドさんは、毎度、カトリック信者で、洗礼名が「マリア・ゴレッティ」だった。説明に、愛嬌に、親切に、満足のいく大切なガイドさんでした。忘れません。結婚されて、子どもさんも居り、信仰をつづけておられるが、大変、お世話になったガイドさんであり、「マリア・ゴレッティ」になると、この人のことを思い出すのです。幸せを祈りました。
★「マリア・ゴレッティ」さんからは、毎年、ミカンの季節になると、葉がついた大きなミカン箱が届くのです。

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