2013年12月6日金曜日

聖ニコラスの記念日。サンタ・クローズの起こり。愛の贈り物。

今朝、ミサのとき、聖ニコラスの名前を見ました。4世紀の司教さまで、貧しい家族を助けるために、窓からお金を差し入れした。それが原型になって、サンタ・クローズの名前が世界に広がった。キリスト教は、子どもを大切にする。その精神があります。これまで何十回とサンタ・クローズに接してきたが、いちばん思い出に残るのは、戦争が終わった年のクリスマスです。戦争を生き抜いた修道院で、アメリカ軍からのご馳走があって、永井隆先生も招待されて、一緒でした。宴もたけなわの頃、受付の鐘がなって、受付係りのポーランド人のグレゴリオ修道士が『おみやげ・プレゼント』を持って、食堂へ入ってきた。そして、こう言った。「今年は、長崎は、原子爆弾でやられた。沢山、憐れむべき人が居るので、忙しくて来れない。来年は、沢山、お恵みと共に、沢山のバツも持ってくる」。みんなを湧かせた。そのグレゴリオさんもポーランドへ帰って、100歳で亡くなった。次の年は、修道院のなかに、戦災孤児、原爆孤児の施設が出来ていたので、サンタ・クローズはやってきた。プレゼントはアメリカ軍からの差し入れが多かった。そして3年目の年、それが、この写真です。サンタ・クローズは司教の姿、天使も、悪魔も居た。神学生たちが扮した。手前はゼノ修道士です。ゼノさんもプレゼントに一役かった。平和になれば、サンタさんも来る。なぜ、戦争など、したのだろう。不自由から開放されて、自由の尊さを知った。戦争をして、苦労をして、何になるのだろうか。いちばん、食べたい盛りに、食料がないのが、最も苦しかった。惜しくて、ザンネンでならない。