2013年1月17日木曜日

予約の診察へ。結核菌で苦しんで、結核菌で癒された

安らかなカオをしていましたよ。平凡に、歳をとりたい。誰だって、そう願うじゃないですか。それが突然、血尿して、ガンと言われて、苦しんで、あれから5年目を迎えます。苦労の日々でした。若い頃は、散々、結核で苦しんだ。ガンといわれて、特効薬は、結核菌のBCGを注入するという。結核で、あれほど苦しんだオレが、結核菌で癒されるなんて、治ったら奇跡や、と思いました。普通の患者は、結核菌を注入すると、高熱や副作用が出て、苦しんで、治療が困難になるらしい。ところがオレの場合、菌に抵抗があるのか、スムーズに行って、良くなった。このカオは穏やかな表情です。今は、もうシワも、シミも増えました。昨年は、尿が詰まって苦しんだ。入院6回。ルルドのお水を飲んで調子が良くなった。今日は予約の診察日でした。「どうですか?ぐあいは?」「ハイ、今のところ、調子はいいようです」「次の予約は・・」。これで診察は終了した。次に、心臓のクリニックへ回る。診察室には、15人ほどの患者が待っていた。聖コルベ館に帰ったのは、昼過ぎだった。文句なしに、「生かされて」を感じます。生かされているだけ、有り難い。「生かされて、今日も、祈る」。これですよ。毎朝、5時に起きています。真っ先に行くところは聖堂です。修道士のお勤めです。生かされているからには、祈りましょう。「祈るだけで、何になるか」と言われても、祈りましょう。祈らなければ、食べられない。結核菌で苦しんだが、結核菌で救われた。不思議なモンです、世の中は。わからない出来事が一杯ある。その中を、祈りつつ、泳いでいくわけです。

2 件のコメント:

  1. フランママ2013年1月18日 10:40

    登明さん、とお呼びしてもいいですか?すごいハンサムさんです。「祈りつつ、泳いでいく」、ステキです。これならわたしにもできるかな?登明さんには温かさや痛みや、涙のしょっぱさもあります。慰められています。

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  2. フランママ2013年1月18日 10:47

    生きていれば泣きたいときもあります。登明さんは、そういう時、どういう風にその孤独な時を過ごしていらっしゃいますか?

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