2012年4月23日月曜日

イノチは神さまのこと。執着するな。生きるも終わるも

早朝、5時に起きる。周りの人は私に同情して、温かく見守り、ゆっくり起きていいんだよ、と言ってくれる。しかし私は自分に言う。「己に、甘えるな」。朝が、一番大切なんです。今の世は価値観が多様で、昼間は休んで、夜中に働く人も居る。それは、それで、かまわない。しかし修道者は、朝が勝負です。早朝に起きて、お祈りをする。お勤めを果たす。平和のため、世の人々のため、神に祈る。朝、怠けになったら、修道者に何の意味があるか。本人自体がダメになる。「早朝から、祈っています。日中は、笑っていますよ」。苦しみがあり、病気があり、老いがあり、やがて人は死ぬ。宗教の基本は「人間は、死んだら、終わりか」の問いかけにあるだろう。生きておれば、楽しいことは、いっぱい有る。生きることに魅力があり、このイノチ、いつまでも生きつづけたい願望が、根底にはある。もちろん中には一時期、苦しくて、死にたいと思うときもあろう。それらを皆、ふくめて人生いかに生きるべきかの範囲である。生かされて、ありがたい。セイ一杯、呼吸したいと思う。「まだ、まだ、倒れませぬ」

4 件のコメント:

  1. 元日のエリザベット2012年4月23日 11:39

    「いつも喜んでいなさい。たえず祈りなさい。どんな時にも感謝しなさい。」
    修道士さんの生活は、子供の聖歌にもある、この御言葉そのものですね。

    みどりさん、ありがとうございます。
    早速、図書館で、まず「ゼノ死ぬひまない」の方を予約しました。
    カトリック的に言うと、この日記の読者は皆、一つの共同体のような気がします。
    今流行の言い方をすれば、「絆」とも言えますか。

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  2. レエヌ・マリ2012年4月23日 16:44

    毎朝5時のお勤め。この普段性が一番大事だと、カトリツク生活で読んだことを思いだしました。
    小崎さまのピシッとした心意気に、私も力をいただきました。
    でも、ご無理は決してなさいませんように!
    御元気な小崎さまのブログを楽しみにしていますから。

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  3. 塩浦信太郎2012年4月23日 17:48

    本日、コレベ記念館へ ポーランドから来た原稿CDを送っておきました。
    一部修正を加えポーランドへ返信しておきました。
    退院してからご確認下さい。見開きにページもページをずらし本来の形に直してくれました(ホッ)

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  4. 元日のエリザベットさんへ
    このブログの読者が一つの共同体となれば
    こんなに素晴らしいことはありませんね。
    とても勇気づけられました。

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