2018年4月18日水曜日

ロムアルド修道士の命日だった。彼の愛情、今も

ポーランド人のロムアルド修道士。コルベ神父の時代に長崎へ来て、コルベ神父が創立した小神学校の舎監を長く勤めていた。昨日が彼の命日だった。平成元年に、78歳で神に召された。
★私が原爆の後、聖母の騎士に辿り着いた時、受付で先ず出迎えたのが、ゼノ修道士だった。しばらくして大きな体格のロムアルド修道士が姿を見せた。母と一緒にルルドへ来たとき、応接間でマリアのメダイと聖絵をくれたポーランド人だった。「神学校に入りたい」と告げると、ロムアルドさんは両手を広げて、西洋式に孤独の少年をしっかりと抱いた。次に、ミロハナ神父が出てきて、また同じように抱擁した。それが入学許可だった。その足で、炊事場へ行き、カシアノ修道士から食事を頂いた。大きな丼に、みそ汁を並々と注いでいた。私は、それを総て飲み干した。次いでロムアルドさんに連れられて、小神学校の旧校舎に落ち着いた。それが私の、この道の始まりだった。
★以来、私は舎監のロムアルド修道士や、炊事場のカシアノ修道士、指導者のミロハナ神父に長年、お世話になる。孤独の少年にとって、父の匂いを与え、母代わりに育て、教えてくれたのは、この人たちだった。特に、ロムアルド修道士から愛されていたように思う。彼の懐かしい筆跡の手紙を、まだ捨てずに持っている。
★「わたしは、みんな生徒を、愛しております。けれども、あなたに対して、いつも母の心をもって、考えております。きょうから、マリアさまの愛に、競争しましょう。寂しさや、ひもじさを、すべておん母にささげてください」。丁寧なローマ字で書かれている。
★体格の大きなロムアルド修道士は、青い目が美しかった。時折、笑いながら指を輪にして、高い鼻をこすった。今でも持っているマリアメダイは、ロムアルド修道士から貰った大切な思い出のメダイです。