2017年3月28日火曜日

あすは、入院か。シスターの死。サクラと菜の花

ホームの庭に、数本のサクラの木がある。今年は、寒気が長引いたせいか、サクラの木は、まだ、ふくらみを帯びた状態です。明日、入院をひかえて、見に行った。1週間の入院後は、花も満開であろう、そんな気持ちで、写真に収めた。
★午前中、自室に居ると、事務室の職員さんが来て、「シスターが亡くなった。今日が、葬式です。10時半からです。もし小崎さんが来られるなら、車で迎えに来ます、と連絡があった。どうします?」「行きます」。即断した。
★シスターの写真がある。去年の5月に撮っている。こんなに楽しそうに笑っている写真は私の手元にない。このシスターが、1年も経たないうちに亡くなった。すぐ、修道服に着替えて、事務室に行くと、事務の職員さんが車で早々と送ってくれた。15分程で着く。シスターの遺体の傍でロザリオを祈り、葬儀と告別式で祈り、別れを告げた。奉献生活、61年。85歳。シスターは静かに眠っていた。
★戦争が終わって、10年目頃、人里離れた山の施設で、男の子供ばかりの孤児たちが暮らしていた。教会と修道院があって、結核を病んでいた私は、そこで療養していた。その頃、上にあった女子修道院に入会したのがシスターで、広島の出身と言った。
★「看護師のシスターが、下の男子修道院で療養するトマさんの所へ行くのに、当時はシスターは1人では行動できなかったのよ。いつも私が看護師の付き添いで同行していました」
★山の中の女子修道会に入会して長年、愛と奉仕の生活をつづけて生涯を終わった。「神さまから呼ばれたから、この道に入った」。そして、この修道女の服を選んだ。尊い生涯だったと思う。シスターの、あの笑いが目に浮かぶ。女子修道院の車がホームまで送ってくれた。途中、集落を車は通ったが、菜の花がイッパイ咲いていた。
★聖母の騎士社から「トマさんのことば」の3校目が届いた。ゆっくり確認して、明日、入院前に郵送しよう。これで校了は終わりとなる。