2017年3月17日金曜日

日本の信徒発見の聖母の祝日。大浦のマリアさま

よく、巡礼団を案内して、大浦天主堂を参詣しました。その時、私は、こういう説明をしていた。
★禁教にもかかわらず、キリシタンたちは希望をもって、密かに教えを子孫に伝えました。①7代経ったら、神父さまが、パーパ(教皇)の船でやってくる。②その神父さまは独身である。③サンタ・マリアのご像を持ってくる。
★大浦天主堂が建てられた時、浦上キリシタンが訪ねた。「あなたは、どちらから来られましたか」「パパさまから遣わされて、ローマから来ました」「ローマのおかしらさまのお名前は何と申しますか」「ピオ9世と申します」(これで①はパスした)「あなたの奥様にご挨拶したい」「奥さんは居りません」「お国に置いて来ているのでしょう」「いいえ、わたしは独身です」(これで②がパスした)「それならサンタ・マリアのご像はどこにありますか」「ハイ、マリアさまは、これですよ」(③もパスした)。1865年3月17日の出来事でした。
★コルベ神父は上海から汽船で、長崎港に入った時、大浦天主堂を見つけた。下船するや、直ちに大浦天主堂を訪ねて、サンタ・マリアのご像の前にひざまずき、非常に喜び、祈った。大浦神学校で哲学を教授したが、行き帰りには必ず、この祭壇の前で祈っていた。今日が、キリシタンが、カトリックに復活した日です。
★「信徒発見」と呼ばれているが、親友の水浦久之は「神父発見」だと主張した。
★今日は、ミサの後で、修道院で朝食をとり、高原修道士の運転で、長崎のクリニックへ診察に出かけた。午後から、少し休んで、ショッピングの買い物のバスが出ました。イチゴ、ふりかけ、色鉛筆など買った。

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