2012年6月13日水曜日

奇跡の聖人・パドアの聖アントニオ。信じる者はしるし伴う

イタリアの著名な聖人、12世紀後半、パドアの聖アントニオの祝日です。ミサの聖書で読みました。「信ずる人々には、徴(しるし)伴はん」(マルコ・16-17)。アントニオは無名の修道者でしたが、あるお祝いに、予定の説教者が来なかった。代わりに、院長から説教を命じられ、人々を感銘させる素晴らしい名説教を行なった。隠れた才能が開花した瞬間です。それから著名な説教者、神学教師となり、奇跡の聖人となった。「人は、誰れの人生にも、不思議な出来事が、幾つも有るでしょう。みんなと同じ呼吸をしても、信じる者には『しるし、伴わん』と思い、感謝しおうではありませんか」。写真のパドアの聖アントニオのご像は、私たちの祈りの場所、コールスにあり、歴史はかなり古く、戦後まもなく、アメリカから贈られた聖人像で、大切にしているご像です。本の上に、幼いイエス、それにユリの花、黒い色のフランシスコ会の修道服を着ています。

1 件のコメント:

  1. 元日のエリザベット2012年6月13日 19:08

    きよう、東京・調布のサレジオ神学院に行ったら、
    聖堂の入口に、「きょうの聖人・聖アントニオ(パドア)」
    の看板がありました。
    どのような方かしら?と思ったので、このように、写真入りの説明を読めて、よかったです。
    昔から変わらない修道服、変わらない教え。
    カトリックの歴史の重みと、つながりを感じます。

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