2020年10月8日木曜日

『こころの時代』NHKテレビで、再放送。長崎地方だけ。明日の夜に出る

8月に放送した『こころの時代』

あした、金曜日、再放送。

NHK午後7時30分~8時30分。

残念ながら、長崎地方だけ。

長崎の皆さん、見て下さい。

92歳の修道士は、語る。

支えられて生きてきた人生を。

中でも、地元、町の中学校で、語りべを努めたのは、喜びでした。ご縁になったのは、この女性です。この女性は、文化活動で、町の中学校で、昼食のとき、本を、マイクで読み聞かせている。その女性から、勧めがあった。この度、再放送になる、と伝えたら、手紙が届いた。「中学校にも、すぐに連絡しました。校長先生はじめ、先生方が、とても喜ばれました。弱さを隠さず、人間の心の有りようを語るのは、心に染みます」
中学生たちに語る場面も、割と長めに収録されている。ホームの調理場で働く職員さんの娘・中学生も映っているそうで、喜んでもらえた。再放送を告げると、ぜひ見ますと楽しみにしておられた。
原爆も、ひどかったけど、また別の場所で、知らない所で、強制収容所の中で、アウシュビッツだけでも、110万人が殺された。恐ろしい、人間は、本当に。
コルベ神父は苦しみとか、病気のツラさを表に余り出さないで、『大丈夫です』と言って、周りには明るく振る舞い、優しさを示す。人間の中に光るモンがあったから、皆んなが付いて行った。言葉が実行に一致していた。地についた言葉で話す。人間は、こういうモンだということを話す。同じように生きよう、小さな歩みだが、修道士たちも、コケながら、倒れながら、コルベ神父さまだから大丈夫という信頼感の中で、みんなが、まとまって、生きて行ったと思います。
★聖コルベ館の内部で、取材した。あした、再放送が終わったら、すべてが終了の気持ちです。ディレクターさん、カメラさん、ありがとう。
★きょうは、トマが、聖母の騎士に入った記念日でした。テレビにも出ていたように、雨の中、濡れながら、院の扉に、握れる程の木が、ヒモで下がっていた。掴(つか)んで引くと、奥の方で、チャラン、チャラン、と鐘がなった。出て来たのが、ゼノ修道士。雨に濡れた少年を、ゼノさんは、しっかりと抱いた。75年前の今日です。神に、かんしゃ。修道者に、ジンクーエン。 

1 件のコメント:

  1. がぶらってぃ2020年10月8日 16:59

    75年前の10月8日。
    トマさんが聖母の騎士に入った記念の日を
    大切に受け止めました。

    ゼノさんが「かわいそう の ひと」と言って
    抱きしめてくれた光景から始まるトマさんの
    新しい人生の第一歩は、始めから祝福されていたと
    思います。

    言葉に詰まります。

    75年前の酉年に、ポーランドの緋色の国章にある
    白鷲への繋がりを思います。日本とポーランド。
    私達の信仰にとっての赤と白。トマさんが語られる
    血の色、殉教の証を身に持っている幸いを喜びたく
    思います。

    勇者・トマさんの洞窟の旅は、希望のうちに
    新たな出会いに輝きながら、続くでしょう。
    「こころの時代」の再放送は、またたくさんの光を
    掲げると思います。

    聖母の騎士の扉を鳴らしたトマ少年の
    はじまりの記念を、こんなにも身近に感じさせて
    くださって、ジンクーエン。

    がぶらってぃのおります所は、雨です。
    “ポーランド未だ死なず”をかけて、
    75年前の今日を思います。

    神にかんしゃ。


    返信削除