職員さんの「出し物」は、何んね?
「浪花節だよ、人生は」
義理か、人情か、懲悪か。
蓄音機が、あってね。レコードで、子供の頃、よく聞いたモンだよ。おとな連中に混じって、ね。「森の石松」「清水のジロウ長」。こりゃ、受けるバイ。
出たーッ。職員さん達、家に帰れば、「ママ」だよ。それが、このカッコウ。
「エーィ」。楽しか、ばい。
誕生会を祝う人は、4人、居った。
100歳近い女性も、居る、ばい。
みな、長生き、たいね。
食事のヨカもん。介護のヨカもん。
それで、長生きタイ。
若さが、老いに、伝わって、くるケン。
老いが、また、若モンに、伝わるタイね。
トマの食卓、写真、撮るのは、難し、か。踊って、動き、回るのが、激しかケンね。顔、写したら、ダメ。やっと、最後の挨拶が、撮れた。
「ナニワ・ブシ、だよ、ジンセイは」
そうたい、ね。ここに居る者、みんな、その人生、生きた。
義理、人情、思い出すだけ、ワク、ワクさ。
浮き、沈みの、ある世の中。
「コロナ」だけは、初めて、よ。
早(は)よーゥ、良(よ)ゥ、なれよ。
ごちそう、メニューは、これタイね。食欲、旺盛。モリ、モリ、食べる。
栄養士さん、見て回る。
食事の終わり頃、歌が出る。
森さん、歌った。「酒は、飲め、のめ」
昭一さんは、童謡のハーモニカ。
フワ、フワのお菓子。160カロリー。
カンパイは、ジュ―スだね。
こうして、今日の楽しい会は終わった。
マンゾクでした。
ありがとう。奉仕の上に、笑いが、ある。小さな幸せがある。
お陰様で私まで元気が出ました。
返信削除トマさん、職員さん、ジンクーエン!
さすがの筆力!催しの浮き立つ力が
返信削除伝わる日記です。
森さんも、昭一さんも、すっかりホームに
馴染んでおられるのですね。安心いたしました。
人の暮らしには、ハレとケが要るのだと
実感いたします。フランシスコ園のハレは、
いつも明るく、熱意に満ちています。
おっしゃるとおり、全体のヨカもんの集結が
なせる大きな光なのでしょう。これも
労働の実り。
私達は誰もが、誰かの力と才能、時間を頂きながら、
自分の行いを通して、社会や環境に何らかの
はたらきをして循環していることがわかります。
お祝いの献立にはタンパク質が多く、
それでいて重く感じないように工夫
されていますね。
お昼を充実させるのは、健康にもよろしいと
されていますので、がぶらってぃも
食のスタイルを切り替えて、夜を軽くするように
努めます。
数年前、浪曲にはまりまくったことを
思い出しました。国本武春先生の公演からでした。
NHKの教育テレビでは、うなりやべべん として
活躍されていました。
“大忠臣蔵”のCDをもう一度取り出して、
日常の中のハレを得てみようと思います。
トマさん、幸せを思いっきり感じ取る力を示して
くださり、ありがとうございます。