2020年3月9日月曜日

人生って、人から、人へ、パワーを、もらうこと、なんだ、行け

明るい顔の女子大学生。「長崎に居るから、原爆のこと、戦争のこと、知りたい」。いいね。ファイトが、あるぞ。
★今は、太平の世の中だ。戦争中は、大変だった。食料は、なし。物資は、なし。上から、バクダンは、落ちてくる。今度、原爆が落ちたら、助けに来る者は居ない。それどころか、すべての建物、生物、山野は、壊滅だ。原爆体験者は老いてきた。話を聞いて、真実を伝えて行く。エライな。
★女子大学生たちが、ホームに訪ねてきて、5か月が経った。大学生たちが、まとめた「証言集」が届いた。
★96歳のシスターの原爆体験、92歳の修道士の原爆体験、88歳の工場での被爆者の男性、91歳の看護師だった女性の被爆者の看護の体験、それに、永井隆博士の原爆の足跡、女子学徒隊の「燔祭のうた」、更に、ホームの瀧憲志神父さんが、子供の頃、体験した「喜界島の子供が見た光」。最後に、教皇フランシスコの、笑顔で、大きく手をあげる写真が出て、瀧神父が語る「教皇メッセージが示すもの」で終わっている。
★全部で、17ページ。上質の厚い紙を使っている。女子大学生たちが手掛けた大作といえよう。
★トマ修道士の場合を言えば、「奇麗ごとではない、現実がある、人生には。過去の落度を、くよくよ後悔するな。心にキズのない人間は、人の気持ちに、寄り添えぬ」

2 件のコメント:

  1. インタビューを行わせていただき、小崎修道士の証言を担当したものです。
    無事に、先生として働ける予定なので、平和活動に生徒とこのパンフレットを使い。平和についてこれからも深めていきます!貴重な体験をありがとうございます。

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  2. インタビューを通してお話を聞かせていただいた者です。小崎修道士の被爆体験と頂いた手書きの絵葉書は大切に心に残っています。ありがとうございました。これからも長崎の平和への願いを継承していくために、しっかり取り組んで参ります。

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