2020年3月10日火曜日

雨の日もあれば、浮き沈みもある。苦しみに意味を与えて生きよう

ベランダに付いた雨のしずく。屋外は、雲っている。霧か、雨か。清らかな、つぶ。これでも、必死に、しがみついている。「自然は、美しいなァ」
★無呼吸なので、CPAP機器を夜間、使っている。「精製水」が必要だ。これを必ず、補給する。ところが、コロナウィルスのためか、薬局にないという。こんなところにも、コロナの影響が出ているのか。
★隣の修道院の修道士も、CPAP機器を使用している。彼は「聖母の騎士のルルドの水を入れているさ」と言う。確かに、ルルドの水は「純粋」だ。トマも、ルルドの水を使おうと納得している。それでも看護師さんには頼んだ。「薬局に、精製水が出たら、求めてください」。ベランダの水滴を見ながら、精製水をも考えるよ。
★静かに暮らすホームの生活。来週は、ステント入れ替えで、入院する。トマの小さな十字架だ。手術をしなければ、生きては行けない。厳しい現実もあるわけだ。いま、50m、30mは、歩けなくなった。一番、気にするのは、教会で、聖体拝領のとき、席から立って、祭壇まで歩いて、拝領して、また席に戻る。この動作が、怪しくなった。でも、自分では、何とか、この1年は頑張りたい、そう思っている。
★「苦しみに、意味を与える」。意味を与えるとは、どういうことか。例えば、少年が野球ボールを大切にする。誰が見ても、単なる「ボール」にしか過ぎないが、そのボールが、有名選手から貰ったボールとすれば、少年にとって、ボールは意味がある。
★「苦しみの中に、意味を与える」。それが信仰です。人は、普段、繰り返される日々の「生活」と、苦しみや生きる存在の底辺を考える「人生」と、苦しみに意味を与える「信仰」で生きております。

1 件のコメント:

  1. マリア・フランチェスカ2020年3月10日 14:53

    無事にステンド入れ替えが終わりますようお祈りしております。
    お元気でご復活祭をお迎えになりますように!

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