2020年3月27日金曜日

修道誓願を立てた記念日。ヨタ・ヨタの道を、助けられて今がある

東京の、琢磨さん、和美さん夫妻から、「誓願、55周年。エメラルド祝・おめでとう」のカードが届いた。うれしい。ありがとう。
★きょうは、トマが修道誓願を立てた記念日です。1965年、大浦天主堂で、信徒発見100周年の年でもあった。
★トマは、17歳で聖母の騎士に入って、病気ばかりして、カラダが弱く、入って誓願まで20年かかった。
★あの頃、トマは、神さまに向かって、つぶやいたよ。「神さま、あなたの為に働きたいと、必死で願っているのに、なぜ我が道をとざすのですか」。きびしい試練はつづいた。やっと、健康が与えられたとき、同級生たちは既に、もう司祭になっていた。自分に与えられた道は「修道士」だった。これが神さまの導きですか。
★「原爆死した母が、連れてきた。聖母の騎士を愛している。一時は、病気をして、『出て、行け』と言われたが、神さまから助けられた。修道士となって、努めてきた。決してリッパな修道士とは言えないが、それでも、何度も「我が、過ちなり」と胸を打ちつつ、立ち上がり、お勤めを果たしてきた」
★神さまには、ご計画があったのか、な。修道士の誓願を立てた後は、働けるだけの健康を与えられた。「トマは、修道士で良かったよ」という人もいる。やっぱり、この左のカードの言葉のように、「すごく、ふしぎなこと、あったよな、沢山」。確かに、あったよ。だから、今が、ある。
★お祝いのカードを贈ってくれた琢磨さんは、若い頃、よく聖コルベ館にトマを訪ねて来た。あの頃の彼の印象は、働き者のタクマくん。作業着をまとった青年の姿が記憶に残っている。聖コルベ館では、彼は、何度もトマの所に来た。ホームに入ってからは、クリスマスには、必ず「ラテン語の言葉」で文章を綴ったカードが送られてくる。いつしか愛妻の名前も載った。琢磨よ、そして和美さん、いっしょに、ホームへ面会に来いよ。
★ちなみに、ホームの瀧憲志神父さんも、きょうが、司祭叙階55周年の記念日です。「トマと、いっしょの日だよ」と、喜んでいる。

1 件のコメント:

  1. マリア・フランチェスカ2020年3月27日 22:34

    トマさん
    誓願エメラルド祝おめでとうございます!
    瀧憲志神父様
    司祭叙階55周年記念日おめでとうございます!
    今日も蟹の色紙の言葉が心に響いています。
    祈りと感謝のうちに

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