2020年3月25日水曜日

山へドライブ。春の風に吹かれて、幸せ感じる、マリアの日

「トマさん、春の、いい天気だよ。トマさんが、住んでいた騎士園にドライブしよう」と、養護施設の山田先生が誘ってくれた。春風に吹かれるために、午後から、山田先生の車で山を巡りました。きょうは「神のお告げ」の祭日です。
★天使ガブリエルが、マリアさまへ「アヴェ、マリア」と挨拶し、御子イエスが生まれることを告げた日です。騎士園のルルドのマリアさまへ行きました。幸せです。
★途中、農村には「菜の花」が咲いていました。「ああ、もう、すっかり、春だね」
★戦争が終わって直ぐに、この農村に、ミロハナ神父さんと石橋修道士さんがジープに乗って入った。村の夫妻が、ジープを見て、おどろき、初めて外国人(ミロハナ神父)を見て、更にオドろいた。
★その夫妻の石垣が今も残っていました。夫妻に、「戦災孤児、原爆孤児の少年施設を作りたいのです。土地を分けてください」と頼んだ。夫妻には、親の代から、自分たちの土地の上には「三体さんの神さんが居る」と占いさんから告げられていた。それを思い出して、施設建設に協力した。トマは、その夫妻をよく知っている。
★やがて教会が出きて、子供の施設や、老人の施設、学校などが出きた。トマは、この場所に、11年と、6年、合わせて17年暮らしている。
★夫妻が言われる「三体さんの神さま」とは、御父、御子、聖霊の神である、とトマは思っている。最初の11年の間に、秋になると、夫妻の家に、修道士やお寺の住職さんが招かれて、新米のご馳走をいただいた。そういう昔の思い出に懐かしい午後でした。
★きょう、ドライブに誘ってくれた山田先生です。この道が、学校へ登る道です。トマは、後の6年間は、この道を毎日、通った。「椿原」の名前が付いているのに、ツバキの木はなかった。トマ校長は、この道の左側に、全部、ツバキの木を植えたのです。
★「ツバキが、いま、見ごろだよ」と、山田先生が誘って、連れ出してくれたのでした。「よか、マリアさまの日じゃったよ」

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