2019年5月28日火曜日

尼さんと修道士がしっかり手を取り合って、安らぐ心あり

先日の「ルルド祭」で出会った、通称「尼さん」です。顔見知りで、いつも会ったら、この格好。ホトケさんも、修道士も仲良しです。
★遠くに、尼さんを見つけて、「こっち、こっちへ」と祭壇の近くに招きました。「大きな病気をした」「誰が?」「あなたが、よ」「ああ、年末年始のときね。死にかけましたよ」「心配、したのよ」「呼吸困難の、肺炎ですよ」「長生き、してくださいね」「ありがとう」
★こころの優しい「尼さん」。神戸に住んでおられる。聖母の騎士で、何かの行事があると出席される。最初は珍しかったが、もう慣れっこになった。尼さん自らも病気を病んだが、乗り越え、乗り越え、ゲンキがある。他者への慰め、励ましになっている。
★「尼さん」と、聖母の騎士の神父さんと、長い付き合いです。神父さんが団長を務めたカトリック巡礼団と共に、イタリア・ルルドの聖地巡礼にも出かけた。病気で苦しむ修道士の介護も手伝った経歴もある。「尼さん」には、癒しのチカラがあるんですね。優しい、ホトケさんのこころが、苦しむ人を癒します。歳は分からんが、エライと思いますよ。
★人生、長く生きるには「奇跡」も必要だが、平凡に生きて、お互いが理解し、慰めあい、希望を与えて暮らしていく、これが大事でしょう。ホトケさまの「無」の境地、それでいて、大きく包み込む「安らぎ」の気持ち、魅せられますね。これが頼もしい、必要でしょう。
★「尼さん」の手は、温かいね。しっかり、にぎりしめた。「尼さん」と修道士の手が、しっかりと結び合うと、うれしいよ。老いが進むと、奇抜な出来事でなく、自然に、有りのままに、呼吸して日々暮らしたいと思うようになっている。

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