2019年5月10日金曜日

段ボール箱に写真と資料がイッパイ。ドイツから送られてきた

ドイツから、段ボール箱が届いた。差し出し人は見知らない女性。32✕30✕15cmの大きさ。2019.4.20に出している。2.8Kg。47ユーロ(5.730円)かかっている。宛名は聖コルベ記念館だが、ホームのトマへ回送してきた。開いてみると、故人フランチシェーク・ガヨビニチェックさんの写真や資料だった。コルベ神父から命を助けられた男性である。なに語か、ポーランド語か、分からないので、内容は不明。しかし多数の写真の中に、2枚のトマの写真を見つけて、びっくりした。トマが送ったのか、覚えていない。
★その1枚は、最初に出会ったときの写真。1983年8月。真ん中が当の本人。81歳だった。左隣は、ローマン修道士。通訳として同行した。このとき、アウシュヴィッツの事情や、コルベ神父から命を助けられた当時の出来事を詳しく聞いて、録音した。
★彼は日本に興味を示して「日本は、教会に来る人が少ないと聞きました。本当ですか」と問うた。「ええ、まあ」と、トマは答えた。すると彼は言った。「人間には弱さもあるし、迷いもある。私たちに天国は必要だが、パンも必要です。ポーランドでも教会に行かない人も居るが、大多数の人は努力している」
★2回目は1990年(平成2年)8月、88歳になっていた。
★3回目が1993年7月、91歳で、お元気だった。左隣は、再婚した奥さん。前の奥さんの親友だった。サインを求めると、しっかりした筆跡で次のように書いてくれた。「尊敬するブラザー・トーマス、聖マキシミリアン・コルベ、聖母マリアが、あなたと日本にある長崎のフランシスコ会の総ての家族を祝福して下さいますように」
★40歳のとき、コルベ神父から命をもらったガヨビニチェックさんは、93歳で、1995年3月13日にポーランド・ブジェグの自宅で神に召された。
★誰が送ってくれたか知らないが、資料箱の中に、自分とガヨビニチェックさんの写真を見つけて、彼との「つながり」を感じた。彼のために祈った。

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