2018年5月25日金曜日

あのグレゴリオ、このグレゴリオ。心の中のキズナ

ポーランド人修道士、グレゴリオさんの写真です。コルベ神父の時代に長崎へ来て、戦争中は苦労しました。顔は、ゴッツイ感じの修道士でしたが、心の優しい人でした。受付の印象が深い。晩年、ポーランド・ニエポカラヌフ修道院へ帰国して、養生していた。私がポーランド旅行中に会いに行ったとき、院内の恵まれた病院で、元気にしておられた。再会を非常に喜んだ。しかし間もなく帰天された。100歳でした。
★私が長崎の聖コルベ館に居た時の話です。音もなく1人の男性が入ってきた。「カトリック?」「結婚して、10年して、受けました」「へえ、長崎の男性にしては、珍しかね。霊名は?」「グレゴリオ」という。「なんだ、霊名も珍しいね」。共感を得た。「うちの修道士さんにも、グレゴリオさんって、居たよ。100歳で亡くなった」
★男性の話を聞けば、結婚しても、子供に恵まれない。車で、ヨメさんを教会へ連れて行く。ミサが終わるまで、車で待っている。すると神父さんから声がかかった。「中へ入りなさい」。教会の一番後ろの席で見守っていた。するとお恵みであろうか、一番欲しかった子供に恵まれた。「そりゃ、良かったね。大喜びだった、でしょう」。修道士だって気持ちは十分に分かる。時々、ルルドにお水を汲みに来るようになった、という。
★「なんで、グレゴリオって、付けたの?」「映画、白い鯨の俳優の名前で、好きだったから」「なーんだ、そんなことか」。それでも彼、グレゴリオは帰りしなに、こう言った。「神さまの、存在って、言うか、神さまの導きだよね。働き、それは確信しています」。今日は、そんな事を思い出した次第です。