2017年7月28日金曜日

セミよ、ひと夏のイノチだ。幸せに飛んで行けよ

「何だか、わかりますか?」。私より先輩の、足腰がしっかりしている女性が、部屋も遠いのに、「けさ、網戸に、かかっていた」と、大事そうに持ってきた。
★「セミだ、な。小さいな。生まれたばかりだよ」。女性は部屋を出て去った。「写真を、撮ろう」
★1ピキの小さなセミを、観察して、子供の頃を思い出しながら、語りかけた。けさ、生まれたんだろう。7年間も、土の中に、ジーッとして、生まれたかと思うと、今年の夏で終わってしまう。なんて、はかないイノチなんだろう。どうして、そういう自然形態を神は創造したのだろう。
★日野原先生は、105歳まで生きられた。ホームで長寿は104歳だった。セルギウス修道士は103歳まで生きた。人間が生きる限度だ。それを思うと、イジメで、学校の子供が自殺して、自分の命を失うのは本当に悲しい。何度も最近はその事実を思い出す。(前にも書いたと思うが)20代、30代、人生の大きな夢があるのに、僅かなイノチで、我が身を失うのは真に心が痛みます。
★ホームに入って、2年9ヶ月になる。ここ、1ヶ月ほど前から、からだの調子が不具合に感じる。歩けない。真っ直ぐに歩けない。足も痛い。尋常じゃないと感じた。事務所に頼んで、「押し車」を注文した。ショックだよ。もう、こんなハメになったのか。長生きしても苦しみが多い。
★セミは、ミンミン・ゼミというそうだ。写真を撮った後、ガラス戸を開けて、サッシも開けて、紙を上にあげたら、「バタ、バタ」とトンで去った。今年の夏は幸せになれよ。
★『トマさんのことば』。お礼文⑬大分県、恵理子さん。「『トマさんのことば』ありがとうございました。楽しみに待っていたので、大変嬉しかったです。野々村さんと塩沢さん、本当に出会いは神の恵みですね。49ページのトマさんの祭壇に向かう後ろ姿。この『トマさんのことば』を語っているように感じました。これからも私も主の十字架を眺めながら、自分の十字架を担って歩きます。トマさん、心からジンクーエン」