2013年7月17日水曜日

個人的な状況説明よりも、万人に通じる生き方の考えを望む

今日は、書くことがなくて、悩んでおります。1枚の絵を描いてみました。子ブタの兄と妹がいる。仲のよい2人だった。いつもヘイワに暮らしていた。そこへ、突然、猪突猛進、イノシシが、突っかかってきた。「あっ、アブナイぞ」と、兄は妹をかばって、横にずらして、ひょっと避けて、無事に助かった。イノシシを追い払ってしまった。負けなかったわけだ。偉い、な、と誰もが思う。誰でも思って、兄妹に、個人的に感心する。それは、そこで留まるならば、状況の説明だけで、終わるんですね。「兄、妹の子ブタは、お互い、チカラを合わせれば、誰をも恐れない」。その奥にあるものを論じれば、もう少し、万人に「生き方」を考えることになる。記事を書くとき、その事を、しばしば思うんです。兄の強さ、妹の優しさ、それだけに目を向けて、終わるのでなく、その奥の、普遍の生き方にまで触れる、いつも、そう思って、至らなさを、悩んでおります。


1 件のコメント:

  1. 「その奥の 普遍的生き方にまでふれる」そうですよね。

    前衛芸術家 草間彌生展 「永遠の永遠の永遠」〈大分市美術館で開催中」でも同じことがいわれていました。
    こちらは、コブタの兄弟ではなく水玉一筋。
    水玉の奥には「愛」「平和」のメッセージがある。
    それが伝わった時にこの芸術は永遠になるとかいうような意味のことを話されていました。

    年齢同じく83歳。
    心身の病気もいろいろあるけど、若いよい仲間に囲まれているなど小崎さんとの共通点も多いです。

    作風は違えども目指すところは同じ。
    愛と平和について~~いろいろの角度から違う手法をもって次世代の私たちに伝えてくださっている。

    長崎原爆の日も近いです。
    悲惨なこと、人の心の弱さだけでなく、極限の中でも人を大切にして思いやる心を忘れないで実行した長崎の人のことをもっと私たちに伝えてください。

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