2018年11月23日金曜日

困難があっても福音に生きる。兄弟の集い。一瞬の輝き大切に

「兄弟の集い」の会議は、長崎・聖母の騎士教会ホールで行なわれた。管区長・竹内昭彦神父の司会で始まり、「私たちは、フランシスカンとして、出会う人に、一瞬の輝きになろう」と呼びかけ、奮起をうながした。
★日本管区の内情を、各委員会の代表が発表したが、その中で、「『小崎登明の90歳日記』も毎日更新されて、広報の面で一助の影響を与えている」と好評もあり、トマは内心、喜んだ。
★修道会の「兄弟たち」も高齢化が進んでいる。当然ながら、その辺も危惧された。若い修道志願者の獲得に、希望をもって努力していく。今の時代は「個を大切にしながら、共同体を築いていく」の言葉もあった。今の子ども達は、食に対する感謝がない。お菓子を貰っても、気にくわなければ食べない。そんな例も聞いた。
★うどん屋出身の今井君の姿は、無かった。大学の授業のため、東京の神学生たちは参加できない。
★ルーマニア人のペトロ神父は来ていた。「おお、会えて、よかったな」とお互い手を取り合って喜んだ。ペトロ神父も嬉しそう。彼は本当に、心優しい司祭だ。いま、東京・赤羽教会で宣教活動をつづけている。日本語も通じ、分かるようになった。今年は、ルーマニアへ休暇で帰ったという。姉、妹、弟たちに会って嬉しかった、と彼。
★各地から集った皆さん「兄弟たち」と一緒に交わることは、ホームで独り暮らす自分にとって刺激でもあり、大きな喜びとなる。会議の後は、聖コルベ志願院のチャペルで、司祭叙階銀祝の赤尾満治神父司式の共同ミサが行なわれた。その日は、赤尾神父の修道名・聖セシリアの日に当たっており、そのお祝いも兼ねていた。
★その後に、聖コルベ館のホールで、兄弟たちの「会食」があった。和気あいあい、楽しい雰囲気に包まれた。司祭や修道士の、個人的な出来事の話もでる。心配したり、喜んだり、語り合って笑って、食事もして、私もホームのことは、すっかり忘れて、ここ聖母の騎士に居るような気になった。
★「思いやりの心を抱き、人びとの痛み、苦しみを深く受けとめ、まことの愛を大切にしよう」と祈った。
★兄弟の集いの結論は、「困難があっても福音を生きることが出来ますように」との確認を熱望しながら、ホームへ戻った。自室に入ったのは、夜7時30分だった。安らかに眠りました。神にカンシャ。

4 件のコメント:

  1. 登明さんの心が、嬉しさいっぱいの感じが、ブログから読み取れます!良い1日を持たれましたね(^_^)
    神に感謝!

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  2. 元日のエリザベット2018年11月23日 17:06

    こちらのブログは、広報・宣教面で多大な貢献をされていますから、
    会でも評価されているんですね。

    最近画面が大きく見やすくなって、さらにいい感じです!

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  3. 元日のエリザベットさん、お久しぶりです!

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  4. 11/23は2014年、聖フランシスコ園に入所された小崎登明修道士さまのお見舞いに行った日です。
    もうこれで会えないのでは、と高浜修道士様の車で諫早の駅まで送られて帰る時、悲しくて車の中で泣きました。こう(どんな?)見えても涙もろいのです。人は見かけで判断してはいけません。

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