2018年11月13日火曜日

定期の診察、長崎へ。耳の掃除、2cmの異物。聖母の騎士を眺む

ヨゼフ・クリニックの高木正剛先生。トマの主治医。毎月1度の定期の診察日。高原修道士さんの運転で、1時間で、長崎市坂本へ着いた。
★「ブラザーが動けなくなったら、わたしが診察に行きます」「え?遠か、ですよ。1時間15分は掛かります」「高速(道路)は、どこで降りるの?大村で?」「いや、諫早です」「血液の検査をしよう」。優しく、温かい診療をしてくださる。20年来のお付き合いです。頼りにしているお医者さんです。
★診察を終わって、高原修道士に頼んで、聖コルベ館時代の、行き付けの耳鼻科へ車を回してもらった。新大工町の細い通りにある。4年ぶりだった。受付で、「4年前、週に2、3回は通っていました。住所が変わって、初めてです」。受付さんが、パソコンで名前を打ち込んでいた。「カルテ、ありますか?」。どうやら、無いらしい。「この紙に、書いて下さい」と小片を渡された。
★耳鼻科先生の診察。「4年前まで、耳で通っていました。耳と、声の調子が出ない。調べてください」。左の耳から2cmほどの「ガーゼ」のような異物を抜き出した。カメラを使って、右の耳、左の耳、鼻から奥へ入れて、「ハイ、こちらを見てください」。テレビの画面に、両方の耳の奥、咽喉も徐々に写して、声帯まで、はっきりと見える形で診療を終えた。「声変わりは年齢のせいです。Vの字の声帯が細くなっている。ガンなどの異常はありません」。こんなに、はっきり、示してくれた耳鼻科の医師は初めてだった。安心しました。
★昼食は、聖母の騎士が見える「ファミレス」で、高原修道士と、ゆっくりと時間を過ごした。ホームから屋外に出ると、空気も新鮮に感じる。気持ちも新しくなる。高原修道士は、去る土曜日に、熊本で、シスターの修道女会の来日120周年に参加した話をした。
★聖母の騎士も、1930年のコルベ神父来日だから、2030年には100周年を迎える。後、12年後である。次の時代の会員たちが、その気持ちを、そろそろ持つべきではないか。そんな思いで、彦山の麓の聖母の騎士修道院を眺めた。

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