2016年5月15日日曜日

小崎サン、あなたの記事を読んでいます、と男性が

楽しそうな男性が、自室に訪ねてきた。奄美大島(鹿児島県)から、西山神父さまに同行して、来ました。「小崎サンの記事を楽しみに読んでいた者ですよ。ああ、会えて、うれしい」と、ほんとうに、からだイッパイで、喜びを表現してくれた。こっちも、嬉しくなるよ。
★奄美大島にも、昭和9年から、昭和22年まで、13年間、教会に迫害があって、苦労しました。外国人の神父さまたちは、栃木、埼玉、茨城で宣教しました、と彼。
★わたしが初めて奄美大島を訪ねたのは、昭和40年(1965年)12月だった。名瀬で、新・教会の落成式があった。祭壇は、大理石で、キリストの十字架の道行像が彫られていた。アメリカ・ワシントンのセント・マテオ教会から贈られたもので、故・ケネディの遺体を安置した歴史的ないわれがある祭壇で、アメリカの軍艦でここまで運ばれた、と聞いた。
★当時、島には、19人の司祭・修道士が活躍していたが、町に出るとき、外出のときも、修道服を脱ぐことなく、島に溶け込んでいた。
★作家の島尾敏雄先生や、医師の大西基四夫先生にお会いした。
★訪ねてくれた男性とは、そういう思い出を語った。

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