長崎のカトリック修道士。17歳の時、原爆を受けて、この道に入る。 生かされて来た数々の恵みの中で、今年の1月、最大の試練「すい臓がん」を告知された。 「みむねの・ままに」。孤独と苦痛に耐え得るチカラを日々、祈る。 毎日、日記を書き続けて13年。今、長崎市の病院・ホスピス病棟で暮らす。 追記 2021年4月15日 午後6時48分 帰天されました。享年93歳
2014年12月4日木曜日
ホームで、100歳ポーランド人修道士さん逝去
以前に撮ったローマン修道士さんの写真です。ホームで5年、静養されていました。コルベ神父さまと一緒に宣教した修道士さんです。満100歳。ポーランド人最後の修道者です。時々静養室にお見舞いしました。ホームで、最高齢者です。職員の皆さんから温かい介助を受けていました。「ローマンさん、トマです。いっしょにポーランドへ行きました。パパさまをお迎えしました。パパさまに、お膝もとで会いました。ポーランドの大使館国旗を、戦争のとき守りました。ローマンさん、一緒に聖像を作りましたね」。呼びかけました。寂しくもローマンさんは、先月、11月25日の夕食時に亡くなりました。安らかな天国への凱旋でした。うらやましい最後でした。ベッドの足元に、ローマンさんがポーランドから着てきたチョッキ(首のところに白い毛がある)が置かれていた。翌日、ホームで皆さんとお別れしました。忘れることが出来ない修道士さんです。葬式・告別式は長崎の聖母の騎士で行なわれました。ローマンさんがコルベ神父さまと苦楽を共にした場所です。この1枚の写真は大切に撮っておいたものです。
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そうだったんですか。以前から話題になっていましたね。
返信削除最後にご一緒に過ごせて、喜んでおられたでしょう。
ご長寿の方が多いのには、神様の特別な守りを感じます。
ローマン修道士様が帰天されていたこと
返信削除知らずにご健康をお祈りしておりました。
安らかな天国への凱旋
小崎さんもお寂しいでしょうが慰められたことでしょう。
コルベ神父様と共に苦楽を共にされ
日本での修道者としての使命を全うされた
ローマン修道士様、ポーランドから着ていらした
チョッキが語っています。
きっと天国でコルベ神父様と再会されていることでしょう。
最後に小崎さんと過ごされたこと
ローマン修道士様もお喜びでしたでしょう。
エリザベットさんがコメントされた通り
ご長寿の方が多いのは
コルベ神父様のお取次ぎを思います。