長崎のカトリック修道士。17歳の時、原爆を受けて、この道に入る。 生かされて来た数々の恵みの中で、今年の1月、最大の試練「すい臓がん」を告知された。 「みむねの・ままに」。孤独と苦痛に耐え得るチカラを日々、祈る。 毎日、日記を書き続けて13年。今、長崎市の病院・ホスピス病棟で暮らす。 追記 2021年4月15日 午後6時48分 帰天されました。享年93歳
2014年12月10日水曜日
正月の純平、教会へ行く。霊名はコルベ。洗礼証明書
「面会に来ても、いいですか?」「ここは農村で、バス・電車も不便です。ご遠慮願います」。普通は、お断りしている。図らずも、福岡から、車を運転して、純平さんがやってきた。正月の男。彼は幼児洗礼で、コルベの霊名をもらっている。ところが教会に行ったことがない。今年の正月に奮起した。聖コルベ館にきて、「教会を教えてください」。早速、福岡の教会の、信徒の女性にお願いして、それから純平君は、教会へ行けるようになった。「よかった、ね」。成就したわけだ。とにかく喜んでいる。その彼が、突然、面会にきた。「他の教会へも行っている」「仕事も、ある」。教会に行けるようになって、よかった、と喜んだ。嬉しいことだ。純平には新しい恵みの道も開けるだろう。★その純平君が、1枚のハガキ版のカードを大事そうに見せた。「家を探していたら、ありました。洗礼証明書です」。古びたカード。ラテン語で書いてある。主任司祭の証明書だ。神父の名前と、マキシミリアン・コルベと霊名がはっきり書いてある。カードは、そう簡単に見れないものだ。「よーく、また、探し当てたね」。宝ものだ、よ。「額を買い求めて、大事に取っておきなさい」★若者のフンパツを見て、面会を喜んだ。写真はポーランドのコルベ神父。(聖母文庫)身代わりの愛で、そのときの様子が詳しく書かれている。
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生きる事は 本当に 神様からの贈り物、愛ですね。 ヨハネの手紙ー4:19
返信削除本当に愛を分かち合えれば 、 まず 自分の周りからですね。
微笑み一杯、自然に囲まれて 可愛いおじいちゃんになられる事も 健康の一歩だと思いますよ。 純平君も もしかしたらそんなお気持ちだったかかも???いつまでも お元気でいらっしゃてくださいませ。お元気になられて 嬉しいです。 主人からもよろしくとのことです。
小崎さんとの出会いによって
返信削除純平さんイエス様の群れに戻られたのですね。
小崎さんのブログを通し
私達も喜びを共にすることができ感謝致します。
Kokoさん、お心お察し致します。
私も息子さんの為に小さな者ですが
お祈り始めさせて頂きます。
私の母も四回目の癌になりました。
詩編23「たとえ死の陰の谷を歩んでも私はわざわいを恐れない、あなたが私と共におられ、そのむちとつえは私を守る」が心に響きます。
ごめんなさい。 息子とは 私の友人のご子息。 気持ちが 動揺して。 私の息子と一緒に ここで育ち 息子と 思っています。一緒に このご子息のため、ご家族のため お祈りしていただけますか?
返信削除日記に自分の事が書いてあったので、ドキリとしました。小崎さんに言われてから、洗礼証明書は額を買い求めて飾っています。
返信削除小崎さんに記念館で最初にお会いした時に、僕が「このを読んできました。」とバックの中の身代わりの愛を取り出すと。「それは、私が書いたんだよ。」
「エーッそうなんですか!」と話をしたのを思い返します。その後、ビデオを見せていただいて、長崎のおおきなミカンをいただきました。
小崎さんの本、コルベ神父についてまた読んでみようと思います。