2014年12月1日月曜日

入所の日。コスモスが一杯咲く午後でした

コスモスも、もう終わりです。園のコスモスも写真の通り、寂しいです。これらのコスモスが、諫早干拓・原野に一杯、花咲いている午後に入所しました。10月の終わり、でした。「聖フランシスコ園」へ向かう車のなかで、一杯のコスモスを見たのです。運転は修道士の職員、高原さんでした。「あれが、雲仙・普賢岳・・・」と、なぐさめるように、うながした。普賢岳と一緒に、近くにコスモスの花畑があり、花一杯が、いや、全体のコスモスが、支えている枝をしっかりと、車の後方へ、曲げているのに気がついたのです。暮れ行く晩秋の太陽に、しっかりと、なびいているコスモス。印象的な風景でした。赤く輝くヒカリに導かれて、精一杯に生きる姿がそこにあった。「コスモスよ、語れば、複雑です。気持ちも、自分でない気がします。声が出ないんだなア。体力が落ちたのは、ほんとうです。ぼち、ぼち、理解してもらえたら、嬉しいです」。園の皆さんと一緒の夕食に間に合った。紹介されて、「自分の生活」が始まる。86歳といっても、「なに、言っているの」で、おしまい。「あいさつから、はじめよう」

6 件のコメント:

  1. マリア・フランチェスカ2014年12月1日 16:38

    コスモスの情景を通しての
    小崎さんのお心の表現、素晴らしいです。
    小崎さんのペンの力に感銘を受けました。
    ゆっくり、ゆっくりです。少しずつ、急がずに。
    だって大病なさったのですもの。
    でも、着実に回復なさっていることを感じます。
    今日は神様に感謝です。
    体調を見ながらブロク更新して下さいませ。
    楽しみにしております。(^-^)
    何回もコメントしてしまいゴメンなさい。つい嬉しくて・・・

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  2. ブログのカウンターがすごいことになっています。
    三か月の間、更新を待ってブラザーのブログを毎日毎日開き続けられた読者の皆さまのパワーをひしひしと感じます。
    ちょっと感動いたしました。

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  3. コスモスはその花の可憐さとはまた違って初冬まで咲き継ぐ逞しさを持っていますね。
    コスモスの花もブラザーにお元気に!と言っているような気がします。
    どうぞゆっくりと体力を回復なさってください。
    お祈りいたします。

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  4. Brother Toma, I am happy to see your smiling face. Always you are in my heart. Dios esta contigo, God be with you.

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  5. 高原修道士さんて、以前小崎さんのお世話をされていた方ではないですか?間違えてたらごめんなさい。
    お庭で写したというお写真ですが、後ろに小さく見えているのは聖フランシスコのご像ですか。す素晴らしい環境ですね。

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  6. 何もできませんがお祈りしています。
    お元気な姿を見て嬉しくなりました。

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