2014年6月26日木曜日

小さな旅③ 広島から鳥取へ。砂丘のラクダ。

★朝、広島から新幹線で一気に岡山へ。特急に乗り換えて中国山脈を、10以上のトンネルで越える。午後2時前にJR鳥取駅に着いた。旅の終わりの目的地だ。鳥取教会のみどりさんと洋一さんが出迎えてくれた。3年ぶりの再会だった。★鳥取といえば砂丘でしょう。みどりさんの自宅(電機店)で休養をとった(写真)あと、砂丘へ向かう。見事な砂丘。圧倒される。3年前にも来たが、ラクダはいなかった。今度は、居るよ。「じゃ、記念に乗ってみよう」。ラクダ(栄吉君・10歳・若いので人気がある)に乗って、砂丘を一巡する。けっこう、揺れるんですね。ゆられ、ゆられると、胸のおくに眠っていた闘心が燃えたよ。長崎を出るときは不安がイッパイで、旅は大丈夫かと、ためらう気持ちもあったが、ラクダにも乗れるじゃないか。いい気になって、「シャシン、とって」と、 昔の元気が湧き出てきたよ。★長崎を出るときのモットーは、「行動しなければ何も生まれない」気丈さがあった。旅に出て、ラクダに乗った後のモットーは、「やせても、枯れても、老人とは言われない」。活力がもどって、平常になった感じがした。★洋一さんが、「砂丘と、日本海が一眺できる、山頂のレストランへ行こう」という。山に登った。眺めが、いい。日本海の先に北朝鮮がある。父はその地で眠っている。青い海を見ながら祈った。父の墓は、骨はどうなったであろうか。あきらめしか、ない。★この度、小さな旅へ出る時、「どこへ行く?」と聞かれる。「鳥取だよ」と言えば、「なんでトットリなんだ?」と不思議がる。海があるじゃないか。何か引かれるものが有るんだよ。みどりさん夫妻も居る。みどりさんが女子高生のときから、騎士誌を通じて交流があった。歴史は長い。★夜食は港の汐見亭で夫妻と3人で会食。時期遅れの、松葉ガニの御ちそうになり、会話がはずんだ。夜、8時半にはJR鳥取駅構内のホテルへもどった。「ラクダに乗ったとは、オドロキだったよな」。みどりさんが、介護の役だった。

3 件のコメント:

  1. トマさんが、ラクダに揺られながら長崎に出た時の不安が吹き飛んだ、とのブログ読んだ途端、Não Tenha Medo と言う言葉が浮かんで来ました。去年ファチマに言った時、聖堂の前に大くて掲げられていた言葉です。日本語訳は、「恐れないこと。」アビラのテレサの自叙伝にも、恐れは悪魔が作ったものだから、笑って吹き飛ばしてしまう、と書いてあったような。トマさん、その調子で、元気に旅を続けて下さい。マリア様のお恵みがありますように。

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  2. こんばんは。ブラザーは昨日砂丘で一瘤ラクダの栄吉クンに乗られました。栄吉クンは10歳の背の高い男の子です。私たちが乗ると目の高さは軽く2メートルを越えますが、ブラザーは高い踏み台からさっとラクダに乗り移られました。その身軽さと思い切りの良さに脱帽でした。そして栄吉クンの足の下は砂です。彼もバランスをとりながら歩いているのでしっかり鞍につかまっていなければなりませんが、それも楽しんで乗られましたよ。

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  3. 元日のエリザベット2014年6月28日 7:57

    みどりさん、レポートありがとうございます。
    みどりさんが、高校生の時からご縁を続けられているのは、すごいことですね。
    栄吉クンに乗った修道士さんの雄姿を拝見したいです。
    みどりさんのお写真も。

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