2014年6月17日火曜日

聖コルベ館の墨絵『最後の晩餐』。今日の日付・作。

聖コルベ館で、新しい発見があった。訪ねてきた東京の神父さんから、声をかけられた。「ホールの入口に、墨絵が掲げられているね、今日だよ、ね」「え?なに?最後の晩餐の、墨絵があるけど」「あの絵、今日、描いたんだよ」「え?何んで?」「6月17日、と書いてある」「ホントウ?」。ふしぎに思って、2人して見に行った。いつもホールに出入りするとき、この墨絵の大きな額の前を通る。そんなこと、全く気にしていなかった。言われて初めて、いま確認した。「一九九○・六・一七作、聖丈」とあった。絵のおおきさは、縦が、90cm。横が、150cm。24年前の今日じゃないですか。大きな発見でした。トマ修道士がここに着任したのが、1991年4月からであった。その前から架かっていた。誰が、どのようにして、ここに掲げたのか、分からない。何気なしに、ここを日々通っていた我を反省した。この日付を見つけ、急に、この絵が脚光を浴びた感じがした。まじまじと、あらためて眺めた。見慣れた晩餐の絵の通りに、配置している。キリストの両の手のひらが、天を向いている。表情が悲しそうだ。これから始まる受難。「この重荷を・・・み心のままに」。覚悟を祈られたに違いない。この絵を見ながら、さまざまな願いも浮かんだ。「も旨を求めて生きる」「人びとと共に喜び、共に苦しむ」「キリストの心で人びとに仕える」などなど。いずれも実行は、難しいことばかりだ。絵を大事にしよう。聖丈とは誰だろう?作者を知りたいと思った。記録に留めておくことも必要だろう。人の記憶はいつしか忘れてしまう。トマも墨絵は描くが、このような大作は描けない。最後の晩餐の風景を、墨絵で、表現した大胆さ。あらためて、見直した作品でした。大事に守っていきたい。教えてくれた神父さん、ありがとう。