長崎のカトリック修道士。17歳の時、原爆を受けて、この道に入る。 生かされて来た数々の恵みの中で、今年の1月、最大の試練「すい臓がん」を告知された。 「みむねの・ままに」。孤独と苦痛に耐え得るチカラを日々、祈る。 毎日、日記を書き続けて13年。今、長崎市の病院・ホスピス病棟で暮らす。 追記 2021年4月15日 午後6時48分 帰天されました。享年93歳
2014年6月16日月曜日
映画の中の嵐。人間の心にも嵐はふく。安らぎを。
聖コルベ館で座っていると、1人の神父さんから声をかけられた。「いま、市内の映画館で、『ノアの箱舟』を上映している、いっしょに観に行かない?」。「ウムー、そうね」と一応ためらったが、「よし、行こう」。誘ってくれた神父さんと個人的に語りたい気持ちもあった。★ひさしぶりに、大きな色彩・画面に、心が揺さぶられた。高音の音楽で、耳が痛くなったよ。2時間15分。長い映画だった。★この映画を見て、ふと我に帰ったとき、胸に浮かんできたのは・・・・それは、愛と、イノチ。そして、清さと、改心だった。ジンセイって、究極は、この4つではないかとも思います。愛とイノチは最も大切です。何事にも、このテーマがでてくる。映画にも、根底には、愛とイノチがあった。更に、自分の生き方でいえば、清さと、改心でしょう。清くありたいと願うものの、人間は弱い。誰もが落ちる。悪い結果になっても、決して悪いのにと思ってしている訳ではないでしょう。良いことと望んで、行なっているが、結果は良くないことも、ある。人間を立ち直すのは、改心です。素直な、改心、そう思います。★それに、もう1つ、付け加えるとすれば、「この1日、平穏に過ごした、感謝して生きよう」。この願いがあります。
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