2014年5月27日火曜日

タクシーの乗務員が息を切らせて、来て言うには。

「いま、お客さんを、そこで、降ろしました。ちょっと、いいですか。寄らせてください」。息を切らせて、タクシーの運転手さんが、飛び込んできた。「ああ、ここがコルベ神父さんのお部屋ですか。実は、ですな。1ヶ月ほど前でした。運転中に、具合が悪くなって、医院へ診てもらったら、即、入院ですタイ。10日ばかり居りました。本棚があって、コルベ神父さんの本があったとです。読みましたら、感動しました。長崎へ居らした人が、ですよ。イノチば、ささげて、偉かですな。誰にでも、出きる事では、ありません。本を何回も読みました。それで、初めてここへ来ました」。運転手さんは、じょじょに熱をあげて語るのでした。それを聞いた修道士も、だんだんと熱を帯びてきました。「お客さんで、教会めぐりがしたい希望者がいたら、ここへ連れてきなさい」「いいえ、わたしは、そげな、商売げは、なかですけん」「大浦天主堂、聖母の騎士、日本26聖人教会、浦上天主堂、これだけ回れば上等です。教皇ヨハネ・パウロ2世は、長崎で、この4つの教会を回られたから、ね」「そげん、ですか。わかりました」。運転手さんは笑顔になって、「こんど、休みのときに、ゆっくり来ますばい」★誰もが、コルベ神父の身代わりの愛には無条件で感動する。

1 件のコメント:

  1. マリア・フランチェスカ2014年5月27日 18:19

    心優しい運転手さんですね(^-^)
    お二人の熱を帯びた会話に
    コルベ神父様も微笑まれていることでしょう。

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