2012年12月27日木曜日

ボツ、ボツ、書いています。小さな記事。でも満足だね

毎月、オバマ温泉へ湯湯治へ行く際に、途中に、小さな赤い教会がある。この教会の歴史は割と古く、今の教会は、戦後まもなくで、天主堂建築で有名な鉄川与助さんが建てた。私は、この教会にまつわる、いい話を知っている。近くの農家に、結核で苦しむ娘さんがいた。もう、このまま死ぬのだろうか。彼女は寂しく思って、教会に手紙を出した。神父さんが訪ねてみると、娘さんは弱っている。可愛そうだ。幸い、近くに中国を追われたカナダ人のシスターが居た。神父さんはシスターに助けを求めた。この地には水道もない。濁った水しかない。シスターは大きな魔法瓶にお湯を入れて、そのお湯で娘さんの体を洗ってあげた。愛を感じて、娘さんは洗礼を受けた。彼女は読書が好きだった。近くの農家に、同じく結核を経験した青年が居て、娘さんのことを聞き、寝て読める読書台を作ってやった。それがご縁で交流が始まり、2人の結核は快癒し、結婚して、青年も洗礼を受けたという。この小さな教会にまつわる、こんな話を、むかし、聞いたことがある。そういう思いを抱きながら、その教会に寄ってみた。娘さんは今なお健在で、信仰をつづけているという。しかしダンナさんは亡くなった。私は彼女に会いたいと願ったが、「触れないで、ほしい」との願いだった。ザンネンに思いつつ、ある日、この小さな教会を訪ねてみた。女性の話は聞けなかったが、主任司祭のブリ神父さんに話が聞けた。その神父さんの話を、2月号に書いた次第です。案外、良く書けているな、と自分でも満足した文になっている。いい話に出会うと、また書く意欲が湧いてきます。気持ちも、すカーッとなる。大げさに言えば、生きるチカラが、みなぎってくるのです。