2012年12月15日土曜日

若い夫妻に祝福あれ。耐え忍び、相手に尽くせば幸せななる

あと、30分で昼ごはん。若い男女2人が入ってきた。考え事で、外せない。声だけで「どこから?」「東京です」「どうぞご自由に見てください」。しばらくして気が付くと、玄関の額をカメラで撮っている。(ああ、もう帰るのか)。姿を見せて、声かけた。「ビデオ、見ます?8分」「ハイ、いいですよ」。この瞬間がこの話の分かれ目だった。ビデオが終わった後、①自分たちは結婚していて、結婚式に、1連のロザリオを200個、騎士社に注文して、配布し、皆さんに喜ばれた。そう言って、古びた小さなロザリオを見せた。②騎士誌の愛読者で、記事、読んでいる。③ブログも読んでいる。④色紙も買います。これだけ言われたら、「あの黒いソファーに座ってください」。男性の話。落ち込んだ時期があった。母親が「教会へ行ってみたら、どう?」。教会で、洗礼を受けて、立ち直る。女性の話。高校生のときから遠藤周作の本の愛読者。「女の一生・第2部」を読んで、コルベ神父を知った。第2部を読んで、泣いた。「ジンセイをやり直したい」と長崎へ1人旅。中町でシスターに出会い、東京のシスターを紹介され、教会へ通うようになって、世話係りが、この人、ダンナだった。洗礼の代母は、遠藤順子さんにお願いした。(順子さんと一緒の写真を見せる)。彼女は言った。結婚式にきた人たちに、普通は引き出物、でもロザリオの方がいい。両親も親戚もカトリックを知らない。奉納して、祝別して、差し上げて、喜ばれた。⑤今度の旅は「長崎・天草・島原です」。天草へ行くなら、サンタ・マリア館を勧めた。「ブログで見ました」の返事。ここで12時、お告げの鐘が鳴り出した。(もう食事に行かなければ)。急いで、写真を撮った。⑥ブログに載せますからね。⑦別れぎわに男性に聞いた。「いま、心に浮かぶ言葉は何ですか」「忍耐、謙遜です」。彼の仕事は介護師。「耐え忍ぶ。自分を失くして、相手に尽くします」。そういい残して、別れた。早速、食事のとき、1連のロザリオを話題に出すと、松下修道士が「覚えている。私が作った」。思えば「ビデオ、見ます?」「ハイ、いいですよ」が、この話の分かれ目となった。出逢いとは、こんな事ではないか。これがお恵みにつながる。洗礼名「ハニエル・ヨゼフ・アウグスチヌス」「ジュリア・セシリア・マリア」★写真のお2人さん。差し支えなかったら、メールでお便りください。「お互い、耐え忍びながら、相手に尽くして、幸せになってね」


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