2017年4月27日木曜日

キレル高齢者は居ない。ミサ、ロザリオが心の薬

湯江教会の天井に、このような丸い可愛いステンドグラスがある。その窓から陽の光が差し込んでくると右のような写真に投影する。夕方になって、ロザリオの祈りが終わる頃の祭壇の付近です。光は不思議な思いを放ち、見ている人の気持ちを穏やかにする。
★ホームには、今年になって、9人の入居者があった。高齢者は、ガンコで、怒りやすく、イライラが多いと言われているが、ホームでは、そんなに争いは起こらない。皆さんは静かに暮らしている。なぜか、と考えると、ミサは、朝食前の霊的クスリ。ロザリオは夕食前のクスリ。この薬のおかげで、争いも、クチ・ケンカも、起きないと思っている。信仰は、ありがたいことです。
★昨日の新聞に、「高齢者は、なぜキレル」という問題が出ていた。高齢者になると、頑固になり、怒鳴る人、怒る人、文句を言う人が多くなるそうだ。なぜ自分にイライラするのか。そうかな、と思う。
★「今日も生きてしまった」と悩む高齢者がいることも知ってください、とあった。確かにホームに居て、そんなツブヤキを聞くこともある。長生きを、ため息つく者も、生きるのは、やっぱり嬉しい。高齢者になると、必ず戦争のこと、食べ物に苦労した話、軍需工場で働かされた話が多く出る。これは本当です。でも語るのは楽しいよ。
★学者が言うには、年を取ると、脳の前頭葉の機能が低下するそうだ。それで感情を制御出来なくなる。複数のことを同時に処理できない。周囲に配慮する余裕がなくなる。高齢者は自己中心的になり、キレやすくなる。
★キレない、おだやかな、やさしい、お任せの心のある人、祈りながら、いつまでも、そう願いたいと思う。

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