2016年11月1日火曜日

諸聖人の祭日。聖人たちに、つながって、倣い、祈る

湯江教会の祭壇の生け花です。
★教会では、きょうは、ミサ、教会の祈りで、「諸聖人の祭日」をお祝いしました。しかし残念、歌ミサでは、なかった。
★教会には、知られざる沢山の聖人が居られますが、それらの聖人たちを一緒に、きょう、お祝いします。
★ミサの本の解説には、4世紀から、殉教者を、また、7,8世紀から諸聖人のお祝がなされていた、とあった。諸聖人に対する信心は、中世期、日本でも広まっていました。
★長崎の聖母の騎士を下った近くに、春徳寺(しゅん・とく・じ)があります。もともと、ここは、「トードス・オス・サントス」と呼ばれていた著名な諸聖人の教会でした。1569年に創られ、1614年の迫害まで栄えていました。コレジオ、セミナリオがあった。高山右近は、ここに寄って、マニラへ渡った。
★長崎では、この祭日を特別な気持ちで迎えます。ホームの信徒たちも、昨日は、告白をして心の準備をしました。
★女性たちの中から、こんな声も聞こえていた。「歌も、うたわん、さびしかね。忘れられん、五島に居たときが・・・ざまな、こと、歌いよったよ」「まえは、ホームでも、ゲンキな人が多かったけん、歌いよったよ」。それは、根付いた信心の嘆きの声でした。
★お祝いの意味で、昼食は、五目散らし寿司、てんぷら、すまし汁、みかん、があった。お年寄りたちは、散らし寿司を喜んで食べていました。
★昼食の後、入江さんと、大曾神父さまのお部屋へ行った。ベッドに休んでおられた。お元気にしておられます。「どう、入江さん、サカナ、釣れた?」「こんげん、おおきな、タイの、釣れました」

0 件のコメント:

コメントを投稿